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【選手名鑑】Antoine Walker(アントワン・ウォーカー)

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(2025/7/4 更新)
アントワン・ウォーカーは1976年8月12日、イリノイ州シカゴ生まれのフォワード。ケンタッキー大学で活躍し、1996年のNCAAトーナメントを制覇し、同年のNBAドラフトで6位指名を受けてボストン・セルティックスに入団した。ルーキーイヤーから非凡なスコアリング能力を発揮し、1997年にはオールルーキー・ファーストチームに選出され、ポール・ピアースとともに再建期のセルティクスの中心選手としてチームを牽引した。2003年以降はマーベリックス、ホークス、ヒートなど複数のチームを渡り歩き、2006年にはマイアミ・ヒートの控え選手として優勝を果たした。
キャリア通算1,051試合に出場し、平均17.5得点、7.7リバウンド、3.5アシストを記録。引退後は経済的に困窮し破産したと報じられたが、メディア活動や若手選手のメンタリングに従事している。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Antoine Walker
(アントワン・ウォーカー)
生年月日1976年8月12日
出身地アメリカ合衆国
イリノイ州シカゴ
身長 / 体重 206cm / 111kg
出身校ケンタッキー大学
ポジションPF /SF
ドラフト1996年ドラフト6位
引退2008年
所属チーム1996 – 2003:BOS(セルティックス)
2003 – 2004:DAL(マーベリックス)
2004 – 2005:ATL(ホークス)
2005 :BOS(セルティックス)
2005 – 2007:MIA(ヒート)
2007 – 2008:MIN(ウルブズ)
主な受賞歴リーグ優勝(2006)
オールルーキー 1st チーム(1997)
オールスター出場(1998, 2002, 2003)

Play Style(プレースタイル)

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ハイリスク・ハイリターン型の「ストレッチ4」の先駆け

当時としては珍しいサイズとフィジカルがありながらも3Pシュートや多彩なオフェンススキルを持ったハイブリッド型フォワード。身長206cm・体重111kgというフィジカルを活かしたポストプレーと、アウトサイドシュートを兼ね備えた万能型スコアラーで、 現代の「ストレッチ4」の先駆けとして3Pシュートを多用するスタイルを確立した1人。オフェンス面ではスムーズなフェイダウェイやペリメーターでのプレーメイクも得意で、自らボールプッシュできる柔軟性を兼ね備えている。2000-01シーズンには3P試投数603本(成功率33.3%)という当時としては異常な数値を記録した一方でショットセレクションが悪く、ターンオーバーの多さが批判されている。
ディフェンスにおいてはフィジカルを活かした1on1は平均的だが、ローテーションやピック&ロールへの対応に課題があ理、典型的な「ハイリスク・ハイリターン型」の選手といわれている。

  • オフェンス
    4
  • 勝負強さ
    3
  • テクニック
    4
  • 身体能力
    2
  • ディフェンス
    2
長所
  • 多彩なスコアリング
    • フィジカルとシュート力を合わせもち、インサイドからアウトサイドまで多彩なオフェンスを展開。
  • ハンドリング能力
    • フォワードでありながら器用で、状況に応じてプレーメイクも可能。
  • 爆発力
    • 好不調の波が激しいが、当たり出したら止まらないタイプのスコアラー。
短所 / 改善点
  • ショットセレクションの悪さ
  •  キャリアを通じてFG成功率が41.4%と低く、無理なシュートによるターンオーバーが誘発される。
  • ディフェンス時の判断力
    • ヘルプディフェンスやスイッチ対応が遅れがちで、チームディフェンスで穴になることがある。
  • チームプレーへの意識
    • エース気質であるためボール保持率が高く、限られた役割での貢献度は限定的。

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Stats(スタッツ)

PER16.0
BPM0.2
OBPM1.1
DBPM-0.9
USG%26.5%
TS%48.4%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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