(2025/7/24 更新)
ブランドン・ロイは1984年7月23日生まれ、ワシントン州シアトル出身のシューティングガード。
ワシントン大学で4年間プレーし、2006年ドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズから全体6位指名を受けたが、当日にポートランド・トレイルブレイザーズへトレードされた。ルーキーイヤーから高い完成度を見せ、平均16.8得点・4.4リバウンド・4.0アシストを記録して新人王を獲得した。以後もエースとしてオールスターに3度選出され、2000年代後半の再建期ブレイザーズを象徴する選手。リーグを代表する若手シューティングガードとして活躍した。しかし、慢性的な膝軟骨損傷に悩まされ、2011年に引退。2012年に一度復帰するも、僅か5試合で再び引退を余儀なくされた。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Brandon Roy (ブランドン・ロイ) |
| 生年月日 | 1984年7月23日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
| 身長 / 体重 | 198cm / 104kg |
| 出身校 | ワシントン大学 |
| ポジション | SG |
| ドラフト | 2006年ドラフト6位 |
| 引退 | 2013年 |
| 所属チーム | 2006 – 2011:POR(ブレイザーズ) 2012 – 2013:MIN(ウルブズ) |
| 主な受賞歴 | オールNBA 2nd チーム(2009) オールNBA 3rd チーム(2010) 新人王(2007) オールルーキー 1st チーム(2007) オールスター出場(2008–2010) |
Play Style(プレースタイル)
コービー・ブライアントからも認めらた天才肌のスコアラー
スピードや派手さではなく、身長198cm・体重96kgという理想的なサイズとタイミングで勝負する「スムース・オペレーター」型のスコアラー。ゲームを読むセンスと冷静さを兼ね備えており、スコアリング、プレーメイキング、クラッチパフォーマンスの全てにおいて高水準のスキルを持っている。スムーズで効率的なドリブルからミドルレンジでの勝負に持ち込むプレーを得意とし、滑らかなシュートフォームから放たれるジャンプシュートの成功率はキャリア平均45.9%、3P成功率も35.2%と安定している。特に1on1での突破力とクラッチタイムでの勝負強さはリーグ屈指であり、天性のスコアリングセンスを持っている。また、SGながらボールハンドリングと視野も優れており、キャリア平均4.7アシストは当時のポジションとしては高水準だった。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- クラッチタイムでの勝負強さ
- 勝負所での冷静さと決定力に優れており、2000年台後半におけるリーグ屈指のクラッチプレーヤー。
- スコアリングの多彩さ
- あらゆるレンジで得点することができるスキルセットを持ち、試合状況に応じて柔軟に対応できる。
- バスケットボールIQの高さ
- スコアリング能力の高さに加え、適切なタイミングでパスを出せる視野と判断力を持っている。
- 身体能力の不足
- フィジカルや身体能力面ではエリートではなく、初速のスピード感やパワーにはやや欠ける。
- ディフェンス対応
- エリートウイングに対してはフィジカル面でのミスマッチになりやすく、平均レベルのディフェンダー。
- フィジカル面の耐久性
- 慢性的な膝軟骨損傷に悩まされ、結果的にキャリアが短命に終わった。
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Stats(スタッツ)
| PER | 20.0 |
| BPM | 3.6 |
| OBPM | 3.7 |
| DBPM | -0.1 |
| USG% | 25.3% |
| TS% | 54.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




