(2025/7/22 更新)
ポール・ミルサップは1985年2月10日生まれ、ルイジアナ州モンロー出身のパワーフォワード。
ルイジアナ工科大学で3年連続でNCAAディビジョンIのリバウンド王を獲得するなど高いリバウンド能力を発揮し、2006年ドラフトでユタ・ジャズから47位で指名されて以降16シーズンにわたって活躍した。ジャズ在籍時にデロン・ウィリアムズとのピック&ロールで頭角を現し、2013年にアトランタ・ホークスへ移籍後は4度のオールスター選出を果たした。以降もベテランとして若手を支えるリーダーシップを発揮し、キャリア通算出場試合は1,076試合、平均13.4得点、7.1リバウンド、2.2アシストという安定した数字を残した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Paul Millsap (ポール・ミルサップ) |
| 生年月日 | 1985年2月10日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ルイジアナ州モンロー |
| 身長 / 体重 | 201cm / 117kg |
| 出身校 | ルイジアナ工科大学 |
| ポジション | PF |
| ドラフト | 2006年ドラフト47位 |
| 引退 | 2022年 |
| 所属チーム | 2006 – 2013:UTA(ジャズ) 2013 – 2017:ATL(ホークス) 2017 – 2021:DEN(ナゲッツ) 2021 – 2022:BKN(ネッツ) 2022 – :PHI(シクサーズ) |
| 主な受賞歴 | オールディフェンシブ 2nd チーム(2016) オールルーキー 2nd チーム(2007) オールスター出場(2014-2017) |
Play Style(プレースタイル)
天性のリバウンド嗅覚を持ったインサイドワーカー
身長201cmとパワーフォワードとしては多少アンダーサイズながら、身体の使い方とバスケットIQの高さで長いキャリアで安定したスタッツを残したビッグマン。大学時代からリバウンドへの嗅覚が群を抜いており、特にオフェンスリバウンド時の粘り強さはキャリアを通して武器だった。また、ポストアップからのフェイクやフットワークを駆使したターンアラウンドショットなど、技巧派ビッグマンとしての側面も持つ。ホークス時代から3Pシュートを本格的に練習し、キャリア中盤以降はストレッチ4としての役割を果たした。
ディフェンスにおいては特にスイッチディフェンスに優れており、インサイドだけでなくウィング相手にもある程度の対応可能な機動力を持つ。派手さはないが、効率的なプレーとコート上での判断力に優れ、縁の下の力持ち的な役割での貢献度が非常に高かった。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 4
- リバウンド力
- リバウンドの読みと体の使い方に優れ、フィジカルの強さも活かした安定感のあるリバウンダー。
- 多彩なスキルセット
- ポストでのオフェンスパターンが多く、シュートレンジの広さも相まって柔軟な起用が可能。
- ディフェンス対応力
- 1on1ディフェンス、スイッチ対応、ヘルプにおいて高いゲーム理解度を持っている。
- アスレチック能力の欠如
- 身体能力高くなく、アンダーサイズのPFであることから、リムプロテクターとしては物足りない。
- 試合終盤での決定力
- 確実に数字を残すブルーワーカータイプであり、クラッチタイムでの決定力は高くない。
- 怪我のコントロール
- キャリア後半は怪我による欠場が増え、起用が限定的となった。
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Stats(スタッツ)
| PER | 18.7 |
| BPM | 1.9 |
| OBPM | 0.9 |
| DBPM | 1.0 |
| USG% | 21.7% |
| TS% | 55.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




