(2025/7/4 更新)
ポール・ピアースは1977年10月13日、カリフォルニア州オークランド生まれのフォワード。カンザス大学で活躍後、1998年のNBAドラフトでボストン・セルティクスから10位指名を受けた。以降15シーズンにわたりセルティックスのフランチャイズ・プレイヤーとして活躍し、通算26,397得点を記録。2007-08シーズンにはケビン・ガーネットやレイ・アレンと共に「ビッグスリー」を結成し、セルティックスを22年ぶりの優勝に導いた。その後はブルックリン・ネッツ、ワシントン・ウィザーズ、ロサンゼルス・クリッパーズを経て2017年に引退。2021年に殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Paul Pierce (ポール・ピアース) |
| 生年月日 | 1977年10月13日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州オークランド |
| 身長 / 体重 | 201cm / 107kg |
| 出身校 | カンザス大学 |
| ポジション | SF / SG |
| ドラフト | 1998年ドラフト10位 |
| 引退 | 2017年 |
| 所属チーム | 1998 – 2013:BOS(セルティックス) 2013 – 2014:BKN(ネッツ) 2014 – 2015:WAS(ウィザーズ) 2015 – 2017:LAC(クリッパーズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2008) ファイナルMVP(2008) オールNBA 2nd チーム(2009) オールNBA 3rd チーム(2002-2003, 2008) オールルーキー 1st チーム(1999) オールスター出場(2002-2006, 2008-2012) 永久欠番(BOS) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
身体能力に依存せず、多彩なスコアリング技術で得点するオールスターウイング
高いバスケットボールIQとクラッチ力を兼ね備えたスコアリング・ウィングで、自らオフェンスをクリエイトできることから正ポジションであるスモールフォワードだけでなく、シューティングガードやパワーフォワードとしてもプレーできる。
オフェンスではボールハンドラーとしての精度が高く、ミドルレンジ、ポストアップ、ピック&ロールといった得点パターンを豊富に持っている。身体能力に優れているわけではないが、マッチアップ相手との駆け引きが巧みで、タイミングやスペーシングをズラして得点を積み重ねる。特にアイソレーションとクラッチタイムに強く、「The Truth(真実)」と呼ばれることもある。ディフェンス面でもポジショニングと経験を活かすバスケットボールIQで勝負する。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- クラッチタイムの勝負強さ
- 「クラッチ・パフォーマー」として安定感があり、試合終盤にビッグショットを沈めてきた。
- 多彩なスコアリング技術
- オフェンス手段が豊富で、身体能力に頼らずにスペーシングで勝負するため、年齢による衰えが少ない。
- バスケットボールIQとリーダーシップ
- 精神的に安定しており、冷静に状況判断を行うことができる。
- 身体能力
- スピードや跳躍力は平均以下であり、1on1ディフェンスでは苦戦する場面が多い。
- ディフェンスのアジリティ
- フットワークのクイックネスがやや遅く、俊敏なウイングに対してはカバーが遅れることがある。
- トランジションでの貢献
- ハーフコートオフェンスが中心であるため、速攻時のフィニッシャーとしてはインパクトが弱い。
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Stats(スタッツ)
| PER | 19.7 |
| BPM | 3.7 |
| OBPM | 3.1 |
| DBPM | 0.6 |
| USG% | 26.8% |
| TS% | 56.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




