(2025/7/3 更新)
クエンティン・グライムスは2000年5月8日生まれ、テキサス州ヒューストン出身のシューティングガード。高校時代から全米屈指のトップリクルートとして注目を集め、高校生のオールスターでもあるマクドナルド・オールアメリカンにも選出された。大学はカンザス大学に進学するも1年目で満足な結果を残せず、地元のヒューストン大学に転校。2020–21シーズンにはAAC年間最優秀選手に輝き、チームをファイナル4に導いた。その後、2021年NBAドラフトでロサンゼルス・クリッパーズから25位指名を受け、ドラフト当日にニューヨーク・ニックスへとトレードされた。2023–24シーズン途中にはOG・アヌノビーとのトレードの一環でデトロイト・ピストンズに移籍。リーグ屈指の3&D型ガードとして、堅実な守備と外角シュート力で貢献している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Quentin Grimes (クエンティン・グライムス) |
| 生年月日 | 2000年5月8日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン |
| 身長 / 体重 | 193cm / 95kg |
| 出身校 | ヒューストン大学 |
| ポジション | SG |
| ドラフト | 2021年ドラフト25位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2021 – 2024:NYK(ニックス) 2024 :DET(ピストンズ) 2024 – 2025:DAL(マーベリックス) 2025 – :PHI(シクサーズ) |
| 主な受賞歴 | – |
Play Style(プレースタイル)
攻守で効果的な下支えをする典型的な3&D
典型的な3&D型で、堅実な守備力とキャッチ&シュートの能力が評価されているウイングプレーヤー。
オフェンス面ではボール保持が短くテンポの良いプレーを好み、スポットアップからの3Pシュートを中心にオフェンスを構築することが多い。オフボールやカッティングの質が高く、チームオフェンスに無理なく組み込むことができる柔軟性を持っている。
ディフェンス面では対人ディフェンスに優れており、オンボールディフェンス時には粘り強くボールにアタックする。横移動の速さとフィジカルの強さを武器にプレッシャーを与え、ウイングスパンを活かしてリムへのカッティングやディフェンスリバウンドにも絡むことが多い。
平均並みのバスケットボールIQとハンドリングを持つがクリエイション能力は限定的で、ピック&ロールやアイソレーションなどで自らオフェンスを組み立てる場面は多くない。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- 高精度な3Pシュート
- キャッチ&シュートのコーナー3Pシュートに優れ、2022–23シーズンには3P成功率38.6%を記録。
- オンボールディフェンス
- 機動力とフィジカルの強さがあり、ディフェンスローテーション判断に優れる。
- オフボールムーブメント
- カッティングやスペーシングで貢献し、ディフェンス面でも効果的なヘルプディフェンスを行う。
- オフェンスクリエイト能力
- ドリブルからのショットクリエイションは限定的で、オフェンスの起点にはならない。
- プレーメイク
- 視野や判断力は平均的だが、プレーメイカーとしての運用はできない。
- パフォーマンスの安定性
- 試合ごとのパフォーマンスに波が激しく、プレーの安定感が課題。
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Stats(スタッツ)
| PER | 12.5 |
| BPM | -0.4 |
| OBPM | -0.3 |
| DBPM | -0.1 |
| USG% | 17.6% |
| TS% | 58.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



