(2025/7/2 更新)
ラシャード・ルイスは1979年8月8日生まれ、テキサス州ヒューストン出身のフォワード。アリーフ・エルスィック高校からNBA入りを果たした高卒選手で、1998年NBAドラフト32位でシアトル・スーパーソニックスに指名された。
NBAでは他の高卒選手同様にフィジカル面で苦戦したが、2004–05シーズンには平均20.5得点を記録。2003年に行われたジャパンゲームでは50点を記録するなど、強烈なインパクトを残した。2007年にオーランド・マジックとMAX契約を結び、ドワイト・ハワードと共にNBAファイナル進出に貢献。その後はマイアミ・ヒートでNBA優勝を経験。
NBA通算1,086試合に出場し、平均14.9得点、5.2リバウンド、1.7アシストを記録。シャープシューターとしての評価が高く、ストレッチフォーの先駆けとしても知られている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Rashard Lewis (ラシャード・ルイス) |
| 生年月日 | 1979年8月8日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ルイジアナ州パインズビル |
| 身長 / 体重 | 208cm / 107kg |
| 出身校 | アリーフ・エリシク高校 |
| ポジション | SF / PF |
| ドラフト | 1998年ドラフト32位 |
| 引退 | 2014年 |
| 所属チーム | 1998 – 2007:SEA(スーパーソニックス) 2007 – 2010:ORL(マジック) 2010 – 2012:WAS(ウィザーズ) 2012 – 2014:MIA(ヒート) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2013) オールスター出場(2005, 2009) |
Play Style(プレースタイル)
シュート力と万能性を持つ「ストレッチ4」の先駆者
長身ながら優れたアウトサイドシューティング能力を持つフォワードで、3P成功率38.6%を記録したシーズンもあるなど当時としては3Pシュートの精度に秀でた選手であり、大柄ながらスペーシング能力に優れている。また、ピック&ポップやトランジションでのキャッチ&シュートを得意としており、スモールフォワードとパワーフォワードの両方をこなせる柔軟性を活かしてミスマッチを突くポストプレーやフェイダウェイジャンパーも多用する。メインのボールハンドラーではないが、パッシングやプレーメイクも一定レベルでこなすことができる。
ディフェンス面ではスピードやフィジカルでの限界があったが、長いウィングスパンを活かしたヘルプディフェンスやスイッチ対応力は平均以上であり、現代の「ストレッチ4」という概念を広めた先駆の1人といえる。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- 3Pシュートの精度
- キャリア通算の3P成功率が38.6%と高く、高身長から繰り出されるクイックリリースを武器とした。
- ポジションの柔軟性
- SFとPFに対応できることでチーム戦術に多様性をもたらし、スペーシング面で寄与する。
- オフボールムーブ
- オフボールでの動きが洗練されており、チームオフェンスに組み込みやすい。
- フィジカルと機動力
- ディフェンスにおいてはクイックネスやフィジカルな相手に遅れをとる場面が多い。
- アイソレーション能力の欠如
- 自身でオフェンスをクリエイトする能力は限定的で、他のプレーメイカーに依存しがち。
- リバウンドの消極性
- リバウンドに対する意識が低く、フォワードとしては平均以下の数字。
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Stats(スタッツ)
| PER | 16.8 |
| BPM | 1.8 |
| OBPM | 2.2 |
| DBPM | -0.3 |
| USG% | 21.1% |
| TS% | 56.3% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



