(2025/7/18 更新)
ショーン・ケンプは1969年11月26日生まれ、インディアナ州エルクハート出身のパワーフォワード。
高校時代から圧倒的な身体能力で注目されるも、学業面の問題で大学には進学せずに1989年ドラフトにアーリーエントリーし、17位指名でシアトル・スーパーソニックスに指名された。1990年代前半〜中盤にかけて、ゲイリー・ペイトンとのコンビでソニックスの黄金時代を築き、1996年にはNBAファイナルへ進出した。オールスターに6度選出され、キャリア通算で14,371得点・8,834リバウンドを記録して一時代を築いた。キャリア後半はキャバリアーズ、トレイルブレイザーズ、マジックでプレーし、最晩年は体重超過や私生活の問題でパフォーマンスが急激に下降した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Shawn Kemp (ショーン・ケンプ) |
| 生年月日 | 1969年11月26日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 インディアナ州エルクハート |
| 身長 / 体重 | 208cm / 104kg |
| 出身校 | コンコルド高校 |
| ポジション | PF / C |
| ドラフト | 1989年ドラフト17位 |
| 引退 | 2003年 |
| 所属チーム | 1989 – 1997:SEA(ソニックス) 1997 – 2000:CLE(キャバリアーズ) 2000 – 2002:POR(ブレイザーズ) 2002 – 2003:ORL(マジック) |
| 主な受賞歴 | オールNBA 2nd チーム(1994-1996) オールスター出場(1993-1998) |
Play Style(プレースタイル)
圧倒的なアスレチック能力で数々のハイライトを生み出した「レインマン」
裏方の役割が多かった当時のパワーフォワードとしては規格外のアスレチック能力を持っており、豪快なダンクに代表されるリム周辺での圧倒的なフィニッシュ能力で数々のハイライトを演出したビッグマン。
全盛期には身長208cm・体重104kgの体格を活かしたダイナミックなプレーが特徴で、特にトランジション時のフィニッシュやアリウープでの得点能力は群を抜いている。ドライブからのフィニッシュだけでなく、ジャンプシュートやフローターなどで柔らかいタッチも持ち合わせている。フィニッシュの派手さが目立つが、リバウンドやヘルプディフェンスの判断も良く、キャリア通算で平均8.4リバウンド・1.1ブロックを記録している。特にソニックス時代のゲイリー・ペイトンとのピック&ロールは強烈で、最も爆発力のあるデュオの1つとされた。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 2
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 3
- アスレチック能力を活かしたフィニッシュ力
- 比類なき跳躍力とスピードを持ち、トランジションやハーフコートで果敢にゴールへアタックする。
- リバウンド力
- 特にオフェンスリバウンドに優れ、セカンドチャンスやアシストにつなげることに秀でる。
- ピック&ロールでの決定力
- ピック&ロールの練度が高く、スクリーンからのロールでアリウープを演出する。
- アウトサイドシュートの不安定さ
- ペリメーターからのシュートレンジは限定的で、ミドルレンジ以降のシュートは不安定。
- フリースロー精度
- キャリアFT成功率は74.4%と平均的だが試合によって波があり、得点の安定感には欠ける。
- コンディション管理
- 特にキャリア晩年は体重管理や私生活の問題が大きくパフォーマンスに影響した。
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Stats(スタッツ)
| PER | 19.1 |
| BPM | 0.6 |
| OBPM | 0.1 |
| DBPM | 0.5 |
| USG% | 25.0% |
| TS% | 55.5% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




