【2021-22チームレビュー】Washington Wizards(ワシントン・ウィザーズ)

    リーグ有数のオールラウンダーであるラッセル・ウエストブルックを放出し、その見返りとして有望選手を多く獲得したワシントン・ウィザーズの2021-22シーズンの展望をご紹介します。

    目次

    2020-21シーズン:振り返り

    シーズン勝敗34勝38敗(勝率.472)
    プレーオフ結果プレーオフ1stラウンド敗退
    OFF RATING111.2(17th/30)
    DEF RATING113.0(19th/30)
    NET RATING-1.7(22nd/30)

    ウィザーズは度重なる怪我で満足にプレーできなかったジョン・ウォールをロケッツに放出し、現役屈指のスコアリングPGのラッセル・ウエストブルックを獲得して2020-21シーズンに挑んだ。
    エースのブラッドリー・ビールは平均31.3点、4.7リバウンド、4.4アシストと得点王争いを行い、ウエストブルックのバスケットボールへの情熱と姿勢は八村塁やデニ・アブディヤといった若手に良い影響を与えた。また、シーズン途中に加入したダニエル・ガーフォードは機動力を活かしてインサイドで躍動した。

    こうした明るい要素がありながらも一昨年から課題となっていたディフェンスの脆弱さは改善せず、主力選手の怪我が頻発したこともあってチームは勝ちきれない時期を過ごした。それでも2月に入ると勝ち星を大きく増やし、4月には20年ぶりの8連勝を記録するというアップダウンの激しいシーズンとなった。
    オールスター前後まで絶望的と予想されていたプレーオフ進出を果たしたことは評価できるが、強豪チームとの差は歴然で1勝4敗でプレーオフ1回戦敗退という結果に終わった。

    スマホでの動画閲覧はコチラから ⇒
    https://www.youtube.com/watch?v=5lyd4sb_lXg

    2021-22シーズン:プレビュー(2021年9月30日時点)

    開幕ロスター

    r:ルーキー tw:2way契約 ( ):怪我

     PG スペンサー・ディンウィディラウル・ネト
    アーロン・ホリデー
    キャシアス・ウィンストン(tw)
    SGブラッドリー・ビールケンタビアス・コールドウェル・ホープ
    ジョーダン・グッドウィン(r)
    SFカイル・クズマデニ・アブディヤ
    コーリー・キスパート(r)
    PF八村塁モントレズ・ハレル
    ダービス・ベルターンズ
    アンソニー・ギル
    アイザイア・トッド(r)
    Cトーマス・ブライアントダニエル・ガーフォード
    ジェイ・ハフ(r)

    ウィザーズはこのオフシーズンに積極的に動いたチームの1つだ。
    昨シーズンの中心人物の1人だったラッセル・ウエストブルックをレイカーズに放出し、代わりにカイル・クズマ、モントレズ・ハレル、ケンタビアス・コールドウェル・ホープ(KCP)といった実力者を獲得した。
    また、八村塁とのプレーを切望したといわれるスペンサー・ディンウィディーを獲得。ディンウィディーは健康であれば平均20点を期待できるスコアリングガードで、爆発力とプレーメイクの両方を兼ね備えている。
    また、ペイサーズから控えPGとしてアーロン・ホリデーを獲得し、ドラフトでは高い3P成功率を記録したゴンザガ大のコーリー・キスパートを指名した。
    リーグ屈指のスターであるウエストブルックはチームを去ったが、結果的にチームのロスターは厚くなったといえるだろう。

    また、5年に渡ってチームの指揮をとったスコット・ブルックスHCを解任し、新人のウェス・アンセルドJr.が新HCに就任した。アンセルドHCはディフェンスへのテコ入れを名言しているが、新加入が多く、オフェンス力に優れた選手が揃うチームのケミストリー構築は今季のキーポイントになりそうだ。
    イースタンの強豪が大きな補強をしたこともあってウィザーズの前評価は高くないが、ディンウィディーやクズマといった新加入組のフィット次第ではプレーオフ上位進出も狙えるだけの実力はあるだろう。

    注目選手:カイル・クズマ

    NBA5年目となるカイル・クズマは2017年ドラフト27位でレイカーズに指名され、ドラフトでの評価以上の活躍で名門レイカーズの時期エース候補となった26歳のフォワードだ。
    しかし、PFを主戦場とするアンソニー・デイビスがレイカーズに加入した2019-20シーズン以降はプレータイムが減少し、昨シーズンは平均28.7分の出場で12.9点、6.1リバウンド、1.9アシストというスタッツを残しており、FG成功率44.3%、3P成功率36.1%と悪くないシュート成功率を記録している。また、ペリメーターでのディフェンスも悪くなく、マークマンのシュート成功率を5%以上低下させているという実績もある。

    年齢的にも中堅となるクズマはウィザーズ加入によってプレータイム増加が見込め、平均20点程度を期待できるポテンシャルを持っている。ウィザーズではビールに次ぐ2ndオプションを八村塁と争うことになるが、プレーの幅も広く、クズマと八村が共存できればウィザーズのフォワードはリーグ随一のオフェンス力を持つことになる。それが実現できれば、ウィザーズは今シーズンの台風の目になるかもしれない。

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