2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 41-41(.500) |
Play Off | 1回戦敗退 (2-4:vs BOS) |
オフェンス | 116.6(7位/30チーム) |
ディフェンス | 116.3(9位/30チーム) |
PACE | 100.7(9位/30チーム) |
昨年オフにオールスターガードのデジャンテ・マレーを獲得して臨んだシーズンは、当初想定した以上のシーズンに名はならなかった。シーズン中にネイト・マクミランHCを解任。UTAを離れていたクイン・スナイダーがHCに就任した。
エースのトレイ・ヤングとデジャンテは共存できることを示したものの勝ちきれない試合が多く、プレーインを経て出場したプレーオフでは1回戦でBOSに2勝4敗で敗れた。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・デジャンテ・マレーと延長契約
・FAのウェズリー・マシューズと契約
・OKCからトレードでパティ・ミルズを獲得
・UTAへトレードでジョン・コリンズを放出
・ドラフト15位でミシガン大のコビー・バフキンを指名
・ドラフト39位でワシントン州立大のモハメド・ゲイを指名
・ドラフト49位でペンシルバニア州立大のセス・ランディーを指名
・カリフォルニア大学サンタバーバラ校のマイルズ・ノリスと2way契約
・タイリース・マーティンを解雇
・ドノバン・ウィリアムズを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月1日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Trae Young(トレイ・ヤング) Kobe Bufkin(コビー・バフキン) Patty Mills(パティ・ミルズ) (ヴィト・クレイチ) |
SG | Dejounte Murray(デジャンテ・マレー) Bogdan Bogdanovic(ボグダン・ボグダノビッチ) Wesley Matthews(ウェスリー・マシューズ) Garrison Mathews(ギャリソン・マシューズ) |
SF | De’Andre Hunter(ディアンドレ・ハンター) AJ Griffin(AJ・グリフィン) Seth Lundy(セス・ランディ) |
PF | Saddiq Bey(サディク・ベイ) Jalen Johnson(ジェイレン・ジョンソン) Miles Norris(マイルズ・ノリス) |
C | Clint Capela(クリント・カペラ) Onyeka Okongwu(オニエカ・オコング) Bruno Fernando(ブルーノ・フェルナンド) Mouhamed Gueye(モハメド・ゲイ) |
2023-24シーズン:プレビュー

引き続きトレイ・ヤングとデジャンテ・マレーの2エースで臨む今季は、本格的にクイン・スナイダー体制となる。スナイダーHCは厳格なタイプであり、スナイダーHCの戦略の成否はヤングとの邂逅に掛かっている部分も少なくなく、この点が今季の成否に大きく関わってきそうだ。
ロスター自体は昨年と大きく変わっていはいないが、看板選手の1人だったジョン・コリンズをサラリーダンプ目的でUTAに放出したものの、その穴埋めができていない点は懸念事項だ。フロントコートにはリーグ屈指のインサイドディフェンダーのクリント・カペラや、成長が期待されるオニエカ・オコングなどが在籍しているが、リーグ屈指の破壊力を誇るバックコートと比べると層は薄い。飽和状態のバックコート陣を整理して、優勝を狙うためのラストピースとしてTORのパスカル・シアカムなどを狙う可能性は十分考えられそうだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Onyeka Okongwu(オニエカ・オコング)
206cm/109kgのアンダーサイズのビッグマン。身長こそないが身体能力が高く、体感が強いためインサイドで存在感を発揮する。ディフェンス力に優れ、機動力を活かしてガードにも付くことができる。2022-23シーズンは23分の出場で平均9.9点、7.2リバウンド、1.1ブロックという成績を残しており、P&Rやゴール下でのスクリーンアウトなどの汚れ仕事も行う。
今季は移籍したジョン・コリンズの穴を埋める活躍が期待され、チームがプレーオフを勝ち進むにはオコングのインサイドでの活躍がポイントになりそうだ。
