2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 57-25(.695) |
Play Off | カンファレンス決勝敗退 (3-4:vs MIA) |
オフェンス | 118.0(2位/30チーム) |
ディフェンス | 111.5(3位/30チーム) |
PACE | 98.5(20位/30チーム) |
万全の体制で臨んだ2022-23シーズン前にダニーロ・ガリナリが怪我でシーズンアウトしたり、オフシーズンにイーメイ・ウドカHCが性的スキャンダルで離脱するなどのアクシデントに見舞われたもののジョー・マズーラ暫定HCのもと影響を最低限に抑えた。ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの2大エースや、6thマンのマルコム・ブログドンの活躍もあり無類の強さを発揮するも、プレーオフでは伏兵ヒートに敗れ、2年連続のファイナル進出はならなかった。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・ジェイレン・ブラウンと延長契約
・MEMにマーカス・スマートをトレードで放出
・WASからトレードでクリスタプス・ポルジンギスを獲得
・WASにトレードでマイク・マスカーラ、ダニーロ・ガリナリを放出
・DALにサイン&トレードでグラント・ウィリアムズを放出
・FAでダラーノ・バントンと契約
・FAでオシェイ・ブリセットと契約
・ジェイ・スクラブと2way契約
・ジャスティン・シャンパーニを解雇
・ドラフト38位でアーカンソー大のジョーダン・ウォルシュを指名
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月17日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Derrick White(デリック・ホワイト) Payton Pritchard(ペイトン・プリチャード) Dalano Banton(ダラーノ・バントン) JD Davison(JD・デイビソン) |
SG | Jaylen Brown(ジェイレン・ブラウン) Malcolm Brogdon(マルコム・ブログドン) Jay Scrubb(ジェイ・スクラブ) Svi Mykhailiuk(シヴィ・ミハイリュック) |
SF | Jayson Tatum(ジェイソン・テイタム) Jordan Walsh(ジョーダン・ウォルシュ) Sam Hauser(サム・ハウザー) |
PF | Kristaps Porzingis(クリスタプス・ポルジンギス) Robert Williams Ⅲ(ロバート・ウィリアムズ3世) Oshae Brissett(オシェイ・ブリセット) |
C | Al Horford(アル・ホーフォード) Luke Kornet(ルーク・コルネット) Neemias Queta(ネミーアス・ケイタ) |
2023-24シーズン:プレビュー

優勝に向けてブラッド・スティーブンスGMは大勝負にでた。まず、ジェイレン・ブラウンと史上最高額で契約延長し、ディフェンスの要だったマーカス・スマートをMEMに放出。代わりにWASから7フッターのクリスタプス・ポルジンギスを獲得した。ポルジンギスはオフェンスだけでなくリムプロテクターとしても計算できるが、怪我で離脱することも多い選手であるため、彼の健康状態が今季のキーポイントになりそうだ。
また、スマートの抜けた穴はオシェイ・ブリセット、ダラーノ・バントン、ジョーダン・ウォルシュとディフェンスで評価されている選手たちを補強。特にウォルシュはサマーリーグでもディフェンスでインパクトを残しており期待は大きい。ロスター的には昨年を凌駕するメンバーが揃っているが、テイタムの延長契約も近づいているため現体制で戦える時間も長くない。今年・来年で優勝を目指したいところだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Kristaps Porzingis(クリスタプス・ポルジンギス)
2015年ドラフト4位で指名された欧州のユニコーン。221cmという長身ながら3Pシュートも難なく打つことができる。リムプロテクターとしての能力も高い。
問題は怪我が多いことで、シーズンをフルに出場できたことはない。健康であれば攻守で大きな脅威となれるため、彼のマネジメントは非常に重要になる。また、NYK時代からエゴが強いという評判も少なくないため、強豪BOSで3番手としての役割を受け入れられるかにも注目だ。
