2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 27-55(.329) |
Play Off | 未出場 |
オフェンス | 109.2(30位/30チーム) |
ディフェンス | 115.3(20位/30チーム) |
PACE | 100.8(8位/30チーム) |
2021-22シーズンに勝率5割を超え、プレーオフ進出以上の結果を期待されたシーズンだったが、エースのラメロ・ボールが36試合の出場に留まり、チームのNo2に成長したマイルズ・ブリッジスがシーズン前に家庭内暴力で無期限出場停止という不運にさらされた。ゴードン・ヘイワードやテリー・ロジアーといった主力の怪我も頻発したことでチームは下位に沈んだが、ルーキーのマーク・ウィリアムズが後半戦は平均ダブル・ダブルを記録するなど、成長をみせた。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・マイケル・ジョーダンがチームを売却
・PJ・ワシントンと再契約
・マイルズ・ブリッジズにクオリファイングオファーを提示
・FAでフランクニリキナと契約
・ドラフト2位でアラバマ大のジョーダン・ミラーを指名
・ドラフト27位でアーカンソー大のニック・スミスJr.を指名
・ドラフト31位でジェームズ・ナジを指名
・ドラフト41位で指名したUCLAのアマリ・ベイリーと2way契約
・BKNへトレードでデニス・スミスJr.を放出
・ゼイビア・スニードを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月1日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | LaMelo Ball(ラメロ・ボール) Frank Ntilikina(フランク・ニリキナ) Nick Smith Jr.(ニック・スミスJr.) Amari Bailey(アマリ・ベイリー) |
SG | Terry Rozier(テリー・ロジアー) Bryce McGowens(ブライズ・マクゴウェンズ) James Bouknight(ジェームズ・ブックナイト) Kobi Simmons(コビー・シモンズ) |
SF | Brandon Miller(ブランドン・ミラー) Miles Bridges(マイルズ・ブリッジズ) Gordon Hayward(ゴードン・ヘイワード) Cody Martin(コディ・マーティン) |
PF | P.J. Washington(PJ・ワシントン) JT Thor(JT・ソー) Leaky Black(リーキー・ブラック) |
C | Mark Williams(マーク・ウィリアムズ) Nick Richards(ニック・リチャーズ) Kai Jones(カイ・ジョーンズ) |
2023-24シーズン:プレビュー

怪我人が続出したなかでも気を吐いたデニス・スミスJr.がチームを去ったが、基本は昨年のロスターを維持。ラメロ・ボールが復帰し、昨年全休したマイルズ・ブリッジズが戻ってくるだけでも戦力UPだ。さらに、PJ・ワシントンと無事に再契約を結び、ドラフト2位指名のブランドン・ミラーが加入するなどウイングの層はかなり厚い。ゴードン・ヘイワードとテリー・ロジアー以外の主力は全員20代前半で、ラメロを中心としたアップテンポなオフェンスが展開されそうだ。
ラメロを中心とする主力陣が健康にシーズンを過ごせればプレーオフ進出は現実的な目標となるため、選手のフィジカルマネジメントはチームとしての必須項目だ。また、カイ・ジョーンズの素行問題なども噴出してきており、チームカルチャーをどのように構築していくかも球団全体の課題となりそうだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Miles Bridges(マイルズ・ブリッジズ)
2021-22シーズンに平均20.2点、7.0リバウンドと大きく躍進したが、昨年オフに家庭内暴力問題で昨シーズンを棒に振ることになった。一時はNBA追放の噂もあったが、球団への忠誠心は高く、今オフにクオリファイングオファーにサインした。
高い身体能力とシュート力を併せ持っており、オフェンスバリエーションが広い。ディフェンス面での成長は必要だが、ラメロ・ボールが起点となるオフェンスと非常に相性が良い。本格的な復調までは時間が掛かるかもしれないが、2021-22シーズンの得点力が健在であれば、CHA躍進の原動力となりそうだ。
