2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 51-31(.621) |
Play Off | 1回戦敗退 (1-4:vs NYK) |
オフェンス | 116.1(9位/30チーム) |
ディフェンス | 110.6(1位/30チーム) |
PACE | 95.7(30位/30チーム) |
オフに次世代スター候補のドノバン・ミッチェルを電撃獲得し、若手有望株を各ポジションに配置して臨んだシーズンだったが、その前評判通りレギュラーシーズンは安定して勝ち星をあげ、プレーオフ進出を果たした。エバン・モーブリーとジャレット・アレンが中心となるフロントコートは堅い守備力をみせ、リーグ1位のディフェンスを誇っている。躍進を期待させたシーズンではあったが、プレーオフでは1回戦でNYKに歯が立たず、優勝を狙うには力不足ということを露呈することとなった。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・キャリス・レバートと再契約
・アイザイア・モーブリーと再契約
・MIAとのサイン&トレードでマックス・ストゥルースを獲得
・UTAとのトレードでデイミアン・ジョーンズを獲得
・FAでジョージ・ニヤンと契約
・FAでタイ・ジェロームと契約
・ドラフト49位でイースタン・ミシガン大のエモニ・ベイツを指名
・ウィチタ州立大のクレッグ・ポーターと2way契約
・SASへトレードでシェド・オスマンを放出
・SASへトレードでラマー・スティーブンスを放出
・FAでトリスタン・トンプソンと契約
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月12日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Darius Garland(ダリアス・ガーランド) Ty Jerome(タイ・ジェローム) Craig Porter Jr.(クレッグ・ポーターJr.) Ricky Rubio(リッキー・ルビオ)* |
SG | Donovan Mitchell(ドノバン・ミッチェル) Caris LeVert(キャリス・レバート) Sam Merrill(サム・メリル) |
SF | Isaac Okoro(アイザック・オコロ) Max Strus(マックス・ストゥルース) Emoni Bates(エモニ・ベイツ) |
PF | Evan Mobley(エバン・モーブリー) Georges Niang(ジョージ・ニヤン) Dean Wade(ディーン・ウェイド) Isaiah Mobley(アイザイア・モーブリー) |
C | Jarrett Allen(ジャレット・アレン) Tristan Thompson(トリスタン・トンプソン) Damian Jones(デイミアン・ジョーンズ) |
2023-24シーズン:プレビュー

基本的には昨年シーズンの戦力を維持しつつ、脇を固める選手の入れ替えを行った。ダリアス・ガーランドの控えとして昨シーズンにGSWで実績を残したタイ・ジェロームを獲得。シーズン全休と言われているリッキー・ルビオの穴を埋める補強を行った。また、シュート力不足を解消する要因として、昨プレーオフで大活躍したマックス・ストゥルースを獲得。高確率で3Pシュートを決められる3&Dのジョージ・ニヤンと合わせて、地味ながら堅実な補強を行った印象だ。
強力なフロントコートを中心とした強固なディフェンスは今季も維持されそうだが、如何にオフェンス面でチームを嚙み合わせるかがJB・ビッカースタッフHCの課題となる。特に契約最終年となるドノバン・ミッチェルの去就問題もあり、ミッチェルにとってもチームにとっても非常に重要なシーズンとなりそうだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Isaac Okoro(アイザック・オコロ)
NBA4年目の若手ウイングで、フィジカルが強く、機動力を活かした粘り強いディフェンスが売り。リムプロテクターとしての活躍が目覚ましいジャレット・アレンやエバン・モーブリーとともに、リーグ屈指の堅守を誇るCLEのディフェンスの要となっている。
オフェンス面では3Pシュートも撃てるが、昨年の3P成功率が36.3%を向上させることができれば、より強力なオフェンスの選択肢となるだろう。リーグ屈指のオフェンス力をもつウイングと対戦することが多いプレーオフを勝ち上がるためにはオコロの活躍が非常に重要となりそうだ。
