2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 53-29(.646) |
Play Off | 優勝 |
オフェンス | 117.6(5位/30チーム) |
ディフェンス | 114.2(15位/30チーム) |
PACE | 98.1(23位/30チーム) |
ここ数年、西地区の強豪としてプレーオフに進出し続けていたDENだが、2年連続シーズンMVPを受賞した二コラ・ヨキッチを中心にフランチャイズ初の優勝を果たした。昨シーズン、怪我で全休したジャマール・マレーも復帰し、プレーオフで大きく躍動。アーロン・ゴードン、ブルース・ブラウン、ケンタビアス・コールドウェル・ホープ(KCP)らも守備面で躍動し、スター選手とロールプレーヤーが噛み合ったことで安定した強さをみせた。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・レジー・ジャクソンと再契約
・ディアンドレ・ジョーダンと再契約
・FAでジャスティン・ホリデーを獲得
・ドラフト29位でゴンザガ大のジュリアン・ストローサーを指名
・ドラフト32位でベン州立大のジェイレン・ピケットを指名
・ドラフト37位でクレムソン大のハンター・タイソンを指名
・ジェイ・ハフと2way契約
・ブラクストン・キーと2way契約
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月1日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Jamal Murray(ジャマール・マレー) Reggie Jackson(レジー・ジャクソン) Jalen Pickett(ジェイレン・ピケット) Collin Gillespie(コリン・ギレスピー) |
SG | Kentavious Caldwell-Pope(ケンタビアス・コールドウェル・ホープ) Christian Braun(クリスチャン・ブラウン) Julian Strawther(ジュリアン・ストローサー) Peyton Watson(ペイトン・ワトソン) |
SF | Michael Porter Jr.(マイケル・ポーターJr.) Justin Holiday(ジャスティン・ホリデー) Hunter Tyson(ハンター・タイソン) Braxton Key(ブラクストン・キー) |
PF | Aaron Gordon(アーロン・ゴードン) Zeke Nnaji(ジーク・ナジ) Vlatko Cancar(ブラッコ・チャンチャー)* |
C | Nikola Jokic(ニコラ・ヨキッチ) DeAndre Jordan(ディアンドレ・ジョーダン) Jay Huff(ジェイ・ハフ) |
2023-24シーズン:プレビュー

フランチャイズ初の優勝を果たしたチームは、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーが最盛期を迎えており、連覇を狙って基本路線は現状維持とした。優勝に大きく貢献したユーティリティプレーヤーのブルース・ブラウンは退団したもののアーロン・ゴードン、KCP、2年目のクリスチャン・ブラウンと守備に定評がある選手が残っており、3&Dとしての活躍が期待できるジャスティン・ホリデーをFAで獲得したことで戦力減退は最小限に抑えられた。特に2年目のクリスチャン・ブラウンの成長に期待がかかる。
ヨキッチとマレーのBIG2がチームの核であることは間違いなく、彼らが大きな怪我無くシーズンを過ごすことができればプレーオフ進出は堅い。良くも悪くも現状維持の構成であるため、ヨキッチ、マレー、ゴードンといった主力が離脱すると厳しい戦いを強いられることになるが、今季も優勝候補の一角であることは間違いない。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Christian Braun(クリスチャン・ブラウン)
2022年ドラフト21位指名の若手SG。当初はそこまで注目されていなかったが、1年目からローテーションに入って76試合に出場。198cm/95kgという身体を使った粘り強いディフェンスが持ち味。本数は少ないが3Pシュートも35.4%で決めることができ、次世代3&Dとして期待される。ファイナル第3戦では15点4リバウンドを記録し、カンザス大でNCAA制覇を果たした強心臓ぶりをNBAでも見せつけた。
ブルース・ブラウンが移籍した今季は役割が増えると予想されており、場合によってはスターター昇格もあり得そうだ。
