2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 17-65(.207) |
Play Off | 未出場 |
オフェンス | 110.7(28位/30チーム) |
ディフェンス | 118.9(28位/30チーム) |
PACE | 99.0(15位/30チーム) |
2021年ドラフト1位指名のケイド・カニングハムを中心に再建中で各ポジションに若手有望株が揃ってきているが、カニングハムの離脱もあって2022-23シーズンもリーグ下位に低迷。シーズン途中に2020年ドラフト2位のジェームズ・ワイズマンを獲得し、移籍後は平均12.7点、8.1リバウンドと上々の成績を残したが勝ち星には繋がらなかった。
オフェンス/ディフェンスともにリーグ最下位レベルだが、ジェイレン・デューレンやジェイデン・アイビーらの成長が見えた好印象だ。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・ドウェイン・ケーシーHCが辞任
・モンティ・ウィリアムズがHCに就任
・アイザイア・スチュワートと契約延長
・WASからトレードでモンテ・モリスを獲得
・BKNからトレードでジョー・ハリスを獲得
・ドラフト5位でOTEのオーサー・トンプソンを指名
・ドラフト25位でヒューストン大のマーカス・ササ-を指名
・マルコム・カザロンと2way契約
・RJ・ハンプトンを解雇
・ユージン・オルモイを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月5日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Cade Cunningham(ケイド・カニングハム) Killian Hayes(キリアン・ヘイズ) Monte Morris(モンテ・モリス) |
SG | Jaden Ivey(ジェイデン・アイビー) Alec Burks(アレック・バークス) Marcus Sasser(マーカス・ササ-) Jared Rhoden(ジェレッド・ローデン) Malcolm Cazalon(マルコム・カザロン) |
SF | Ausar Thompson(オーサー・トンプソン) Joe Harris(ジョー・ハリス) Isaiah Livers(アイザイア・リバース) |
PF | Isaiah Stewart(アイザイア・スチュワート) Bojan Bogdanovic(ボーヤン・ボグダノビッチ) Marvin Bagley III(マービン・バグリー3世) |
C | Jalen Duren(ジェイレン・デューレン) James Wiseman(ジェームズ・ワイズマン) |
2023-24シーズン:プレビュー

PHXを強豪に変えたモンティ・ウィリアムズがHCに就任し、本格的にプレーオフを目指していくシーズンとなる。ポテンシャルが高い若手が多いが戦略的に調和が取れている状況ではなく、ケミストリー構築という面でもモンティ・ウィリアムズHCの就任はDETに追い風になりそうだ。
複数ポジションを守ることができるドラフト5位のオーサー・トンプソンや、成長著しいジェイレン・デューレンらを中心に堅いディフェンスからのトラジションが主体になりそうだが、絶対的司令塔のケイド・カニングハムが健康にシーズンを過ごせることが条件となる。素材型の若手が多く、今すぐに勝てるチームではないが、プレーオフに向けて徐々にピースは揃ってきている。今季もステップアップの年になるが、プレーオフ争いに加わり、来季以降に弾みを付けたいシーズンにしたいところだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

James Wiseman(ジェームズ・ワイズマン)
213cm/109kgという巨体に似つかわない機動力とハンドリング技術を持っている次世代型センター。ポテンシャルの高さから2020年ドラフト2位という高評価を受けたが、完全な素材型の選手だったこともあってGSWでは満足にプレー時間をえられなかった。バスケIQは高くなく、ファイルが多いことが課題。また、1年目に右膝半月板を怪我して2年目をシーズンアウトしたことを考えると怪我のリスクも心配だ。
DETではデューレンと先発センターを争うことになるが、カニングハムやモンティ・ウィリアムズHCとの相性は悪くなさそうなため、期待されたインパクトを残せるか正念場だ。
