2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 22-60(.268) |
Play Off | 未出場 |
オフェンス | 111.4(27位/30チーム) |
ディフェンス | 119.3(29位/30チーム) |
PACE | 99.0(16位/30チーム) |
再燃に舵霧をして3年目となる昨年は、2021年ドラフト2位のジェイレン・グリーン、2022年ドラフト3位のジャバリ・スミスを擁するも勝ち星を増やすことができず3シーズン連続でウエスト最下位の成績となった。シーズン序盤は噛み合わない場面も多かったが、中盤以降はグリーン、スミス、アルペレン・シェングンらが順当に成長。各ポジションで核ができつつある実りのあるシーズンだったといえるだろう。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・FAでフレッド・バンブリートと契約
・FAでアーロン・ホリデーと契約
・FAでジェフ・グリーンと契約
・FAでジョック・ランデールと契約
・MENからサイン&トレードでディロン・ブルックスを獲得
・ドラフト4位でOTEのアメン・トンプソンを指名
・ドラフト20位でビラノバ大のキャム・ウィットモアを指名
・ビラノバ大のジャーメイン・サミュエルズと2way契約
・WASへトレードでタイタイ・ワシントンを放出
・LACへトレードでケニオン・マーティンJr.を放出
・LACへトレードでジョシュ・クリストファーを放出
・ATLへトレードでウスマン・ガルバを放出
・デイシン・ニックスを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月11日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Fred VanVleet(フレッド・バンブリート) Aaron Holiday(アーロン・ホリデー) Trevor Hudgins(トレバー・ハジンズ) Kevin Porter Jr.(ケビン・ポーターJr.)* |
SG | Jalen Green(ジェイレン・グリーン) Amen Thompson(アメン・トンプソン) Jeenathan Williams(ジーナサン・ウィリアムズ) Nate Hinton(ネイト・ヒントン) |
SF | Dillon Brooks(ディロン・ブルックス) Cam Whitmore(キャム・ウィットモア) Jae’Sean Tate(ジェイソン・テイト) Matthew Mayer(メイヤー) Darius Days(ダリアス・デイズ) |
PF | Jabari Smith Jr.(ジャバリ・スミスJr.) Tari Eason(タイ・イーソン) Jeff Green(ジェフ・グリーン) Jermaine Samuels(ジャーメイン・サミュエルズ) |
C | Alperen Sengun(アルペレン・シェングン) Boban Marjanovic(ボバン・マリヤノヴィッチ) Jock Landale(ジョック・ランデール) |
2023-24シーズン:プレビュー

コンプライアンス問題でBOSを離れたイーメイ・ウドカをHCに招聘し、優勝経験もあるフレッド・ヴァンブリート、強豪MEMで主力として活躍したディロン・ブルックスらをロスターに加え、一気に価値を狙える布陣を作り上げた。ドラフト外からオールスターに上り詰めたバンブリートや、ブルックスは若手のメンターとして最適で、若いチームの精神的・プレー的支柱になることが期待される。また、2023年ドラフトでは4位でアメン・トンプソンを指名したことに加えて、ロッタリー指名が予想されていたキャム・ウィットモア20位で指名したことで2023年ドラフト最高の勝者となった。
ケビン・ポーターJr.が逮捕されるというバッドニュースもあったが、各ポジションに有望な若手成長株がおり、新加入のベテラン勢と噛み合えばプレーオフ進出も現実的になるだろう。この点についてはBOSをファイナルに導いたウドカHCの手腕に期待したいところだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Alperen Sengun(アルペレン・シェングン)
2年連続シーズンMVPを獲得したニコラ・ヨキッチや、昨年のSAC躍進の立役者の1人であるドマンタス・サボニスとも比較されるトルコ出身のビッグマン。ヨキッチ同様に広い視野と高いパスセンスを持っているがフィジカル面は発展途上であり、アウトサイドでのシュートセレクションも改善したいところだ。
明確なプレーメイカーがいないHOUでは「ポイントセンター」としての成長が期待されており、シェングンの成長がチームの勝ち星に繋がる場面も増えてくると思われる。
