2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 44-38(.536) |
Play Off | 1回戦敗退 (1-4:vs PHX) |
オフェンス | 115.0(16位/30チーム) |
ディフェンス | 114.5(18位/30チーム) |
PACE | 98.0(24位/30チーム) |
エースのカワイ・レナードとポール・ジョージが立て続けに怪我に見舞われた中でもイビツァ・ズバッツやテレンス・マンは成長をみせたが、チームを牽引するまでには至らずシーズン前に期待されていた強さをみせることはなかなかできなかった。シーズン途中に元シーズンMVPのラッセル・ウエストブルックを獲得。ウエストブルックはLAL時代を払拭する活躍をみせるも、2大エースが怪我で不発ということもありPHX相手に1勝を挙げるのが精一杯だった。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・ラッセル・ウエストブルックと再契約
・メイソン・プラムリーと再契約
・HOUからトレードでケニヨン・マーティンJr.を獲得
・ドラフト30位でミズーリ大のコビー・ブラウンを指名
・ドラフト48位でマイアミ大のジョーダン・ミラーを指名
・エリック・ゴードンを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月11日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Russell Westbrook(ラッセル・ウエストブルック) Bones Hyland(ボーンズ・ハイランド) Jason Preston(ジェイソン・プレストン) |
SG | Norman Powell(ノーマン・パウエル) Terance Mann(テレンス・マン) Brandon Boston Jr.(ブランドン・ボストンJr.) Jordan Miller(ジョーダン・ミラー) |
SF | Paul George(ポール・ジョージ) Kenyon Martin Jr.(ケニオン・マーティンJr.) Amir Coffey(アミール・コフィー) Kobe Brown(コビーブラウン) Kawhi Leonard(カワイ・レナード)* |
PF | Marcus Morris(マーカス・モリスSr.) Nicolas Batum(ニコラ・バトゥーム) Robert Covington(ロバート・コビントン) |
C | Ivica Zubac(イビツァ・ズバッツ) Mason Plumlee(メイソン・プラムリー) Moussa Diabate(ムサ・ディアバテ) |
2023-24シーズン:プレビュー

ラッセル・ウエストブルックとメイソン・プラムリーと再契約することで、基本的には昨シーズンの戦力を維持した。カワイ・レナードとポール・ジョージという2人のオールスター選手の実力に疑いの余地はないが2人とも怪我が多く、フルシーズンを戦い抜く上で計算しにくい。また、主力の大半が30代であり、シーズンを健康に戦いきることができるかも懐疑的だ。そのため、昨年活躍したイビツァ・ズバッツやテレンス・マンらが継続して活躍することができればチームを安定させることができるだろう。
LACは健康であればリーグ最高のロスターを誇っているが、年齢的にもサラリー的にも現体制で優勝を狙えるリミットは近づいてきている。デイミアン・リラードやジェームズ・ハーデンといった移籍を希望している大物選手の獲得の噂もあるが、彼らを獲得したとしてもLACが抱えている根本の問題は解決しない。2大エースが健康であればファイナル進出も夢ではないので、いかにロスターを健康に維持するかがポイントになりそうだ。
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Russell Westbrook(ラッセル・ウエストブルック)
シーズンMVPも受賞したことがあるリーグでも有数のスーパースター。高い身体能力を活かしてシーズントリプルダブルを達成した。 2021-22シーズンにLALに移籍して以降は精彩を欠いたことで評価を急激に落としたが、LACに移籍して以降は21試合の出場ながらプレーの質が大きく改善。スタッツ自体はLAL時代と大きく変わらないもののシュート成功率が大幅に改善したことで、まだ第一線で活躍できることを証明した。
カワイ・レナードとポール・ジョージが怪我がちでリーダー気質ではないこともあり、オン/オフでチームを引っ張る活躍が求められる。
