2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 58-24(.707) |
Play Off | 1回戦敗退 (1-4:vs MIA) |
オフェンス | 115.4(12位/30チーム) |
ディフェンス | 111.9(4位/30チーム) |
PACE | 100.5(10位/30チーム) |
レギュラーシーズンを圧倒的強さで1位通過するも、プレーインを勝ち上がった伏兵MIAに1勝しか挙げられずにプレーオフ敗退するという屈辱のシーズンとなった。敗戦の責任を取る形でマイク・ブーデンホルザーHCは解任されたが、プレーオフ敗退の主要因の1つはヤニス・アデトクンポに次ぐ得点源のクリス・ミドルトンの怪我が挙げられる。アウトサイドシュートを苦手とするヤニスの負担を軽減できるミドルトンが健在であれば違った結果となっていただろう。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・マイク・ブーデンホルザーHCを解任
・エイドリアン・グリフィンがHCに就任
・クリス・ミドルトンと再契約
・ブルック・ロペスと再契約
・ジェイ・クラウダーと再契約
・AJ・グリーンと再契約
・タナシス・アデトクンボと再契約
・FAでマリーク・ビーズリーと契約
・FAでロビン・ロペスと契約
・ドラフト36位でコネティカット大のアンドレ・ジャクソンJrを指名
・ドラフト58位でケンタッキー大のクリス・リビングストンを指名
・サンノゼ大のオマリ・ムーアと2way契約
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月17日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Jrue Holiday(ドリュー・ホリデー) Andre Jackson Jr.(アンドレ・ジャクソンJr.) TyTy Washington(タイタイ・ワシントン) |
SG | Grayson Allen(グレイソン・アレン) Malik Beasley(マリーク・ビーズリー) A.J. Green(AJ・グリーン) MarJon Beauchamp(オマリ・ムーア) |
SF | Khris Middleton(クリス・ミドルトン) Pat Connaughton(パット・カナトン) (マージョン・ボーチャンプ) Chris Livingston(クリス・リビングストン) |
PF | Giannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンボ) Jae Crowder(ジェイ・クラウダー) Thanasis Antetokounmpo(タナシス・アデトクンボ) |
C | Brook Lopez(ブルック・ロペス) Bobby Portis(ボビー・ポーティス) Robin Lopez(ロビン・ロペス) |
2023-24シーズン:プレビュー

2020-21シーズンに約半世紀ぶりの優勝をもたらしたマイク・ブーデンホルザーHCを解任し、新人HCのエイドリアン・グリフィンを招聘。グリフィンHCはACとしての経験は豊富だがHCとしては未知数だ。
昨年33試合しか出場できなかったクリス・ミドルトンが戻ってき、攻守両面でさらに成長したドリュー・ホリデーも健在。ジェボン・カーターやジョー・イングルスらの離脱があったものの、代わりにマリーク・ビーズリーやロビンロペスらを獲得し、BIG3が健康に戦えれば優勝を狙えるだけの戦力は持っている。28歳のヤニス・アデトクンボを中心に前後4歳でロスターの大半を固めており、優勝に向けて手堅いチームつくりをしている印象だ。また、PGには若手を起用するなど、ある程度のペースを保った試合構成を行っていくことが予想されそうだ。
ベテラン揃いでロスターバランスも良いが、やはり新人のグリフィンHCの手腕が優勝に向けてのキーポンとになりそうだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Khris Middleton(クリス・ミドルトン)
キャリア通算で3P成功率38.8%を誇るシューターであり、リーグ屈指の突破力を持つヤニス・アデトクンボ、ディフェンスのスペシャリストであるドリュー・ホリデーとの相性も非常に良い。
2021-22シーズンのプレーオフ以来怪我に苦しめられていたが、今オフに契約を破棄して再契約したことから、新シーズンに掛ける思いは強いだろう。スモールマーケットであるMILにとってヤニスを確保し続けるためには優勝を狙える状況をいかに継続するかがじゅうようとなる。過去2シーズンのプレーオフ敗退の主要因の1つがミドルトンの離脱ということを考えると、彼の役割は非常に大きい。
