2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 42-20(.512) |
Play Off | 1回戦敗退 (1-4:vs DEN) |
オフェンス | 113.7(23位/30チーム) |
ディフェンス | 113.8(10位/30チーム) |
PACE | 101.0(7位/30チーム) |
2022年のオフシーズンに超大型トレードでリーグ屈指のディフェンシブセンターであるルディ・ゴベアを獲得。期待されて臨んだシーズンだったがチームは噛み合わず、プレーオフ進出がやっとの状態だった。それでも、プレーオフ1回戦で対戦したDENのブルース・ブラウンは「一番ポテンシャルを感じた」と述べ、2020年ドラフト1位指名のアンソニー・エドワーズが本格化したことで、可能性を感じさせるシーズンでもあった。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・アンソニー・エドワーズと延長契約
・FAでシェイク・ミルトンと契約
・FAでトロイ・ブラウンJrと契約
・FAでダイシェン・ニックスと契約
・ニッケル・アレキサンダー・ウォーカーと再契約
・ナズ・リードと再契約
・ルカ・ガルザと再契約
・ドラフト33位でGリーグIGNITEのレナード・ミラーを指名
・ドラフト53位でUCLAのジェイレン・クラークを指名
・トーリアンプリンスを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月18日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Mike Conley(マイク・コンリー) Nickeil Alexander-Walker(ニッケル・アレキサンダー・ウォーカー) Jordan McLaughlin(ジョーダン・マクラフリン) Daishen Nix(ダイシェン・ニックス) |
SG | Anthony Edwards(アンソニー・エドワーズ) Shake Milton(シェイク・ミルトン) Wendell Moore Jr.(ウェンデル・モアJr.) Jaylen Clark(ジェイレン・クラーク) |
SF | Jaden McDaniels(ジェイデン・マクダニエルズ) Troy Brown Jr.(トロイ・ブラウンJr.) Josh Minott(ジョシュ・マイノット) |
PF | Karl-Anthony Towns(カール・アンソニー・タウンズ) Kyle Anderson(カイル・アンダーソン) Leonard Miller(レナード・ミラー) |
C | Rudy Gobert(ルディ・ゴベア) Naz Reid(ナズ・リード) Luka Garza(ルカ・ガルザ) |
2023-24シーズン:プレビュー

長年チームの大黒柱だった2015年ドラフト1位のカール・アンソニー・タウンズ(KAT)が怪我で29試合した出場できず、オフシーズンに獲得したルディ・ゴベアも不発とあって、チームは噛み合わないままシーズンを終えた。その中でもFIBAワールドカップで米国を牽引したアンソニー・エドワーズが名実ともにエースとして頭角をみせ、KAT体制からエドワーズ体制への移行が現実的になりそうだ。
プレーオフ1回戦で敗退したとはいえ、エドワーズ、KAT、ゴベアの3人が噛み合えば上位を狙える布陣であるため、オフシーズンも大きく動かずに手堅く昨年のロスターを堅持した形だ。
MIN躍進の鍵は間違いなくBIG3の噛み合いであり、KATが復帰することでシーズンを通してケミストリーを構築してくシーズンとなるだろう。ロールプレーヤーは揃っており、若手とベテランのバランスも良いため、BIG3がそれぞれの役割を完遂できれば2023-24シーズンの台風の目となりそうだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Karl-Anthony Towns(カール・アンソニー・タウンズ)
NBA3年目を迎えるアンソニー・エドワーズが本格化し、チームは本格的にKAT体制からエドワーズ体制に移行しつつある。依然としてKATはオフェンス面ではリーグ屈指のセンターなのは間違いないが、ビッグマンならが3Pシュートを4割近い確率で決めることができることと、フィジカル的な接触を嫌うことがある。ルディ・ゴベアとのスペーシングの問題が懸念されるが、PFとしてのプレーを増やしていくことができればリーグ屈指のツインタワーになることができる。
また、一昨年にスーパーMAX契約を結んでおり、KATのフィット具合が今後のチームの命運を握っているといっても過言ではない。
