2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 48-34(.585) |
Play Off | 1回戦敗退 (3-4:vs GSW) |
オフェンス | 119.4(1位/30チーム) |
ディフェンス | 116.8(25位/30チーム) |
PACE | 100.3(12位/30チーム) |
マイク・ブラウンHCが新HCに就任して初のフルシーズンとなったが、ディアロン・フォックスとドマンタス・サボニスの2人を中心に6選手が2桁得点を挙げる圧倒的なオフェンス力で勝ち星を積み重ねた。2022年ドラフト4位のキーガン・マレーも新人トップの3Pシュート数を決め、成功率も44.1%と高確率を記録。オフェンスが噛み合ったことで10年ぶりのプレーオフ進出を果たし、プレーオフでもGSW相手に紙一重のところまで迫った。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・ハリソンバーンズと再契約
・トレイ・ライルズと再契約
・アレックス・レンと再契約
・ネミーアス・ケイタと再契約
・キーオン・エリスと再契約
・FAでジャベール・マギーと契約
・INDからトレードでクリス・デュアルテを獲得
・2017年ドラフト57位のアレキサンダー・ヴェンゼンコフと契約
・ドラフト34位でゼイビア大のコルビー・ジョーンズを指名
・ドラフト54位のジェイレン・スローソンと2way契約
・DALへトレードでリショーン・ホームズを放出
・ナーレンズ・ノエルを解雇
・ニーミアス・ケイタを解雇
・PJ・ドジャーを解雇
・スカル・ラビシエを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月17日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | De’Aaron Fox(ディアロン・フォックス) Davion Mitchell(デイビオン・ミッチェル) Jordan Ford(ジョーダン・フォード) |
SG | Kevin Huerter(ケビン・ハーター) Malik Monk(マリーク・モンク) Chris Duarte(クリス・デュアルテ) Keon Ellis(キーオン・エリス) |
SF | Keegan Murray(キーガン・マレー) Kessler Edwards(ケスラー・エドワーズ) Colby Jones(コルビー・ジョーンズ) Jalen Slawson(ジェイレン・スローソン) |
PF | Harrison Barnes(ハリソン・バーンズ) Trey Lyles(トレイ・ライルズ) Aleksandar Vezenkov(アレキサンダー・ヴェンゼンコフ) |
C | Domantas Sabonis(ドマンタス・サボニス) JaVale McGee(ジャベール・マギー) Alex Len(アレックス・レン) |
2023-24シーズン:プレビュー

2022-23シーズンは10年ぶりのプレーオフ進出を果たし、躍進のシーズンとなった。ディアロン・フォックスとドマンタス・サボニスの2人のエースが健在であり、オフシーズンは昨シーズンに成功を収めたロスターをグレードアップに動いた。
フォックスやサボニスからのキックアウトで3Pシュートで得点を重ねるキーガン・マレー、ケビンハーターに加えて、2017年にドラフト指名した欧州リーグきってのシューターであるアレキサンダー・ヴェンゼンコフをロスターに追加。さらにIND時代にサボニスと相性が良かったクリス・ドゥアルテをトレードで獲得し、昨年リーグトップのオフェンスにさらに磨きをかけるロスターを構築した。
一方で守備面はリーグ下位だったこともあり、ディフェンスの向上はプレーオフ進出以上の結果を出すには不可欠だ。この点においては3年目になるデイビオン・ミッチェル、ベテランのハリソン・バーンズの活躍が求められる。また、ジャベール・マギーを獲得したとはいえインサイドの層は薄く、悲願の優勝に向けてビッグマン獲得に乗り出す可能性もゼロではないだろう。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Chris Duarte(クリス・デュアルテ)
NBA3年目となる26歳。オールドルーキーとして落ち着いたプレーが持ち味。
ドライブや3Pシュートといった多彩なオフェンスバリエーションだけでなく、クラッチタイムでもフォックス以外の選択肢になりえる勝負強さを持っている。パスセンスも高いため、オフェンスの中継役としても活躍できそうだ。ディフェンス面の向上は必要であり、似たタイプであるハリソン・バーンズから学びたいところだ。
昨シーズンは怪我やシュートタッチの不調に苦しみプレータイムを減らしたが、IND時代にドマンタス・サボニスと好相性をみせた実績があり、再びサボニスとチームメイトとなる今シーズンは一昨年の活躍が期待できそうだ。
