90年〜00年代前半を代表する記憶に残り続けるクラッチ・シューター、レジー・ミラーについて紹介します。(更新日:2022/10/18)
Profile(プロフィール)

氏名 | Reggie Miller (レジー・ミラー) |
生年月日 | 1965年8月24日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州リバーサイド |
身長 / 体重 | 201cm/89kg |
出身校 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) |
ポジション | SG |
ドラフト | 1987年ドラフト11位 |
引退 | 2005年 |
所属チーム | 1987 – 2005:IND(ペイサーズ) |
主な受賞歴 | All NBA 3rd Team(3回) All Rookie 2nd Team(1回) オールスター出場(5回) 永久欠番(IND) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 5
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 3
OBPM | 3.7 |
DBPM | -0.2 |
PER | 18.4 |
USG% | 21.6% |
WS/48 | .176 |
BPM | 3.5 |
TS% | 61.4% |
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
PER :実力指数。リーグ平均は15。
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

数々のハイライトを生み出した “ミラー・タイム”
“ミラー・タイム”と呼ばれた常人離れした勝負強さがレジー・ミラーの代名詞。第4Qの勝負所に異常に強く、1995年のニックス戦で9秒8得点を挙げた大逆転劇や、1998年プレーオフでのマイケル・ジョーダン率いるブルズに肉薄した試合など、幾度となくチームを逆転勝利に導いている。MVP経験をはじめ、主だった受賞経験はオールNBA3rdチームに選出された程度だが、NBA史を代表するシューターの1人だろう。
オフボールの動きに優れたロングシューター
レイ・アレンに抜かれるまで3Pシュートの成功数で歴代1位の記録を持っていた長距離シューターだが、レジーの強みはオフボールでの動きだ。冷静にディフェンスの動きを読みながら、スクリーンを使ってフリーになる技術に長けており、ディフェンスが激しくなるプレーオフでもシュート成功率がほとんど変わらなかった。また、大学時代にはカリーム・アブドゥル・ジャバーに注ぐ通算得点記録を持っていた。
幼少期から培われた強気なプレースタイル
姉のシェリル・ミラーは女子バスケ界の伝説的な選手であり、青年期になるまでシェリルに1on1で勝ったことがなかった。また、幼少期には股関節の奇形によって正常に歩くことができなかった。このような環境下で育ったこともあり、闘争心剥き出しのプレースタイルでマイケル・ジョーダンなどスター選手はもちろん、熱狂的なニックスファンであるスパイク・リーとも激しいトラッシュトークを繰り広げた。細見だがフィジカルにも強く、ほとんど欠場もなかった。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/rmme_HV1ccY
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,389 | 144 |
出場時間(MIN) | 34.3 | 36.9 |
得点(PTS) | 18.2 | 20.6 |
FG成功率(FG%) | .471 | .449 |
3P成功率(3P%) | .395 | .390 |
FT成功率(FT%) | .888 | .893 |
リバウンド(REB) | 3.0 | 2.9 |
アシスト(AST) | 3.0 | 2.5 |
スティール(STL) | 1.1 | 1.0 |
ブロック(BLK) | 0.2 | 0.2 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

