スコアリングPGとして頭角を表し、アトランタ・ホークスを強豪に変貌させたトレイ・ヤングについて紹介します。
(更新日:2022/10/27)
Profile(プロフィール)

氏名 | Trae Young (トレイ・ヤング) |
生年月日 | 1998年9月19日 |
出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ラボック |
身長 / 体重 | 188cm/82kg |
出身校 | 大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 2018年ドラフト5位 |
引退 | – |
所属チーム | 2018 - :ATL(ホークス) |
主な受賞歴 | All NBA 3rd Team(1回) All Rookie 1st Team(1回) オールスター出場(2回) |
Play Style & Stats(プレースタイル / スタッツ)
Play Style(プレースタイル)

PER | 22.2 |
USG% | 32.6% |
WS/48 | .133 |
BPM | 3.0 |
TS% | 58.1% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

ロングシュートと鋭いドライブを多用するスコアリングPG
コートのどこからでも得点できる圧倒的なオフェンスを持っており、特にディープ3ポイントを決める力は現役屈指のシューティングスコアラー。タフショット打つ癖があるためシュートセレクションの改善は必須だが、入りだしたら止まらない爆発力を持っている。視野も広く、アシスト能力も高いためオンボールでは止めにくい選手。効果的なP&Rが増えればよりアンストッパブルな選手になりそうだ。
キャリアの鍵を握るのは苦手なディフェンス
サイズとしてはNBAの一般的なPGだがフィジカルはそこまで強くなく、ディフェンス面は課題とされている。特にペリメーターより中のディフェンスに対しては60%以上の確率で失点しているというデータがあり、ほぼすべてのレンジで相手オフェンスのシュート成功率が上がっている。ディフェンスでは相手チームに狙われることも多いため、プレーオフを勝ち抜くためにはディフェンス面のカバーが必須となりそうだ。
憎まれ役を厭わないスター性
高校時代からESPNなどで上位ランクされていたが、ロングシュートを多用するプレースタイルから過小評価されている選手の1人。2020-21プレーオフのニックス戦でレジー・ミラーを彷彿とさせるパフォーマンスを行い、NBAの”悪役”スターとして人気を博してきている。股抜きドリブルなどのトリッキーなプレーはベテラン選手やHCから批判されることもあるが悪気はなく、本人は純粋にバスケットボールを楽しんでいる。
スマホでの動画閲覧はコチラから ⇒
https://www.youtube.com/watch?v=ui5HwJYqoPg
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 283 | 21 |
出場時間(MIN) | 33.6 | 37.6 |
得点(PTS) | 25.3 | 25.6 |
FG成功率(FG%) | .438 | .402 |
3P成功率(3P%) | .353 | .286 |
FT成功率(FT%) | .874 | .850 |
リバウンド(REB) | 3.9 | 3.3 |
アシスト(AST) | 9.1 | 8.7 |
スティール(STL) | 0.9 | 1.1 |
ブロック(BLK) | 0.2 | 0.0 |