(2025/5/21 更新)
ミカル・ブリッジズは1996年8月30日、ペンシルベニア州マルバーン生まれ。大学は名門ビラノバ大学に進学し、2016年と2018年にNCAAトーナメント制覇を経験。特に3年生時には平均17.7得点・5.3リバウンド・1.9アシスト・1.5スティールを記録し、チームの中心選手として活躍した。2018年のNBAドラフトではフィラデルフィア・76ersに10位指名されるも、即座にフェニックス・サンズへトレード。以降は3&Dのスペシャリストとして頭角を現し、2021年のNBAファイナル進出にも貢献。2023年のシーズン途中には大型トレードでブルックリン・ネッツへ移籍し、同年はネッツのエーススコアラーとして平均26.1得点を記録。高い耐久性と万能性を武器に、リーグ屈指のウィングプレイヤーとして評価されている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Mikal Bridges (ミカル・ブリッジズ) |
| 生年月日 | 1996年8月30日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア |
| 身長 / 体重 | 198cm / 95kg |
| 出身校 | ビラノバ大学 |
| ポジション | SF / SG |
| ドラフト | 2018年ドラフト10位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2018 – 2023:PHX(サンズ) 2023 – 2025:BKN(ネッツ) 2025 – :NYK(ニックス) |
| 主な受賞歴 | オールディフェンシブ 1st チーム(2022) |
Play Style(プレースタイル)
3Pシュートとスイッチディフェンスを得意とする理想的な3&D選手
現代NBAにおける理想的な「3&D」ウィングの典型例ともいえる存在。オフェンスではキャッチ&シュートを得意とし、スリーポイント成功率はキャリア平均37%前後と安定。特にコーナースリーの決定力が高い。また、ブルックリン移籍後はより自らボールを保持する機会が増え、ピック&ロールやアイソレーションからの中距離ジャンパーも多用。2022-23シーズンのネッツ移籍後、平均得点が一気に20点台後半に跳ね上がったことからも、スコアリングの幅が広がっていることがうかがえる。
ディフェンスではウィングスパン213cmを活かし、1〜3番ポジションを自在に守るスイッチディフェンダーとして活躍。ギャンブルを避けつつ、ポジショニングと読みでターンオーバーを誘発するタイプで、2021-22シーズンにはオールディフェンシブ1stチームにも選出されている。また、NBAで5年連続で全試合出場するなど、鉄人ぶりも特筆すべき点。ゲームへの安定した影響力と高いIQで、チームの潤滑油となる存在である。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 4
- 複数ポジションを守れるリーグ屈指のディフェンダー
- オンボール / オフボールの切り替えがスムーズなスウィッチディフェンダー。
- 3Pシュートの安定感
- スポットアップシューターとして優秀で、コーナースリーの得点効率が高い。
- 耐久性と安定感
- 怪我が少なく、試合での継続的なパフォーマンスが期待できる。
- プレーメイク力の向上
- 自らショットクリエイトする場面は少なく、ボールハンドリングも不安定。
- オフェンスの多様化
- オンボール時の判断に迷うことがあり、フィニッシュのバリエーションが限られる。
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Stats(スタッツ)
| PER | 14.4 |
| BPM | 0.7 |
| OBPM | 0.5 |
| DBPM | 0.2 |
| USG% | 17.8% |
| TS% | 59.5% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



