“FLASH”というニックネームを持つ一時代を築いたスラッシャー、ドウェイン・ウェイドについて紹介します。(更新日:2024/1/10)
Profile(プロフィール)

氏名 | Dwyane Wade (ドウェイン・ウェイド) |
生年月日 | 1982年1月17日 |
出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
身長 / 体重 | 193cm / 100kg |
出身校 | マーケット大学 |
ポジション | SG / PG |
ドラフト | 2003年ドラフト5位 |
引退 | 2019年 |
所属チーム | 2003 – 2016:MIA(ヒート) 2016 – 2017:CHI(ブルズ) 2017 – 2018:CLE(キャバリアーズ) 2018 – 2019:MIA(ヒート) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(3回) ファイナルMVP(1回) 得点王(1回) All NBA 1st Team(2回) All NBA 2nd Team(3回) All NBA 3rd Team(3回) All Defensive 2nd Team(3回) All Rookie 1st Team オールスター出場(13回) オールスターMVP(1回) 永久欠番(MIA) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 5
- 人気
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 4
PER | 23.5 |
BPM | 5.0 |
OBPM | 4.2 |
DBPM | 0.8 |
USG% | 31.4% |
WS/48 | .162 |
TS% | 55.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

抜群の身体能力とスピードで切り裂く希代のスラッシャー
193cm / 100kgというSGとして恵まれた体格を持っていると同時にクイックネスに優れており、”FLASH”の異名通りスピードを活かしたドライブを得意とする。また、当時流行り出していたユーロステップを駆使しており、ペリメーターでのオフェンスについては守ることが非常に困難なスキルセットを持っている。アウトサイドシュートは得意ではなかったが、年齢を重ねるごとにシュート力は改善され、全盛期のオフェンスは他と一線を画す切れ味があった。
PGとしても起用できる柔軟性とディフェンス力
圧倒的なオフェンス能力からSGとしてのイメージが強いが、キャリア序盤はPGで起用される場面も多く、パスワークやプレーメイクについても非凡な才能を持っている。恵まれた体型とスピードを武器に得点を積み重ねる。特にビッグマンとのピック&ロールはウェイドのフィジカルの強さとスピードと相まって、非常に効果的なオフェンスパターンとなった。また、、ポジショニングの良さからリバウンドやアシストも量産することもでき、ディフェンス面でも高いパフォーマンスを発揮した。
ヒートに初優勝をもたらした大舞台での勝負強さ
大学時代から大舞台に強く、2003年のNCAAトーナメントでは優勝候補だったケンタッキー大をトリプルダブルの活躍で下し、マーケット大学を26年ぶりのファイナル4(準決勝)に導いた。NBA1年目はPGとしてプレーし、ノーマークだったヒートをプレーオフに導き、決勝点を決めるなどエースとして十分な活躍をみせた。また、2006年のNBAファイナルでは40点超えの試合を連発し、平均34.6点という驚異的なスコアリングを残した。ウェイドの神懸かり的な活躍でヒートはチーム史上初のNBA優勝を成し遂げ、文句なしのファイナルMVPを獲得した。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/BjTcXjL2moE?si=AeYPp1HyfaY_CL4m
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,054 | 177 |
出場時間(MIN) | 33.9 | 37.8 |
得点(PTS) | 22.0 | 22.3 |
FG成功率(FG%) | .480 | .474 |
3P成功率(3P%) | .293 | .338 |
FT成功率(FT%) | .765 | .780 |
リバウンド(REB) | 4.7 | 5.2 |
アシスト(AST) | 5.4 | 4.9 |
スティール(STL) | 1.5 | 1.5 |
ブロック(BLK) | 0.8 | 1.0 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

