”ヒューマン・ハイライト・フィルム”と呼ばれた史上最高のダンカーの1人で、得点王獲得経験もあるドミニク・ウィルキンスについて紹介します。(更新日:2024/2/7)
Profile(プロフィール)

氏名 | Dominique Wilkins (ドミニク・ウィルキンス) |
生年月日 | 1960年1月12日 |
出身地 | フランス イル=ド=フランス地域圏パリ |
身長 / 体重 | 203cm / 104kg |
出身校 | ジョージア大学 |
ポジション | SF |
ドラフト | 1982年ドラフト3位 |
引退 | 1999年 |
所属チーム | 1982 – 1994:ATL(ホークス) 1994 :LAC(クリッパーズ) 1994 – 1995:BOS(セルティックス) 1996 – 1997:SAS(スパーズ) 1999 :ORL(マジック) |
主な受賞歴 | 得点王(1回) All NBA 1st Team(1回) All NBA 2nd Team(4回) All NBA 3rd Team(2回) オールスター出場(9回) 永久欠番(ATL) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 5
- 人気
- 5
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- ディフェンス
- 2
PER | 21.6 |
BPM | 3.3 |
OBPM | 4.3 |
DBPM | -1.1 |
USG% | 30.3% |
WS/48 | .148 |
TS% | 53.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

2度のスラムダンクコンテスト優勝を誇る史上最高のダンカー
圧倒的な身体能力とフィジカルの強さから “ヒューマン・ハイライトフィルム” と呼ばれたほどの華のあるダンクで多くのファンを魅了。ダンクコンテストで2度の優勝を誇り、力強く、芸術的なダンクシュートをみせることからジュリアス・アービング、マイケル・ジョーダン、ヴィンス・カーターらとともに「史上最高のダンカー」の1人といわれている。
3Pシュートは苦手ながらも、得点王を獲得したスコアリング能力
3Pシュートが重視されていなかった時代背景もあって3P成功率は高くないが、キャリア平均24.8点を記録し、平均30点オーバーで得点王を獲得した経歴をもつスコアラー。圧倒的なアスレチック能力が注目されるが、ミドルレンジやペイントエリアでのシュート力も兼ね備えていた。キャリア2年目から平均20点以上を12年連続で記録しており、キャリア終盤はユーロリーグを転戦するなどの衰えが見られたものの、それでも最終年を除いてNBAで平均17点以上を記録するほどのスコアリング能力を一貫して保った。
身体能力と嗅覚を活かしたリバウンド
ディフェンス面ではフィーチャーされることが少ないが、リバウンドはキャリア平均6.7リバウンドを記録しており、脚力と跳躍力を活かして特にオフェンスリバウンドが約40%を占めている。オフェンスリバウンドに強いことでセカンドチャンスを生み出し、得点に繋げる場面も少なくなかった。また、ディフェンスにおいても身体能力のミスマッチを作ることができるため、数字以上のディフェンス力をみせることもあった。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/pE6-WxtWD0o?si=i3eMMdZSvrU1RFdJ
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,074 | 56 |
出場時間(MIN) | 35.5 | 38.8 |
得点(PTS) | 24.8 | 25.4 |
FG成功率(FG%) | .461 | .429 |
3P成功率(3P%) | .319 | .281 |
FT成功率(FT%) | .811 | .824 |
リバウンド(REB) | 6.7 | 6.7 |
アシスト(AST) | 2.5 | 2.6 |
スティール(STL) | 1.3 | 1.3 |
ブロック(BLK) | 0.6 | 0.6 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

