【契約情報】アンドレ・ドラモンドがピストンズに移籍

    3度のリバウンド王に輝いた実績がある現役最強のリバウンダーのアンドレ・ドラモンドが、トレードでクリーブランド・キャバリアーズに移籍した。ドラモンドは2012ドラフト9位指名を受け、ピストンズのインサイドの攻守の要としてオールスターにも選出された現代を代表するビッグマンの1人だ。

    ピストンズは2019-20オフシーズンに元MVPのデリック・ローズをロスターに加え、ブレイク・グリフィンとともにBIG3を形成した。しかし、グリフィンの怪我に加え、レジー・ジャクソンやマーキーフ・モリス、トニー・スネルなどの主力も噛み合っておらず、チームはイースタン13位と成績は低迷している。ローズとグリフィンは度重なる怪我で全盛期の支配力はなく、ピストンズのフランチャイズプレーヤーであるドラモンドの放出は再建へ舵取りを行ったと考えられる。また、ドラモンドの2020-21シーズンの契約はプレーヤーオプションとなっており、オプション破棄によって無償で出て行かれることを懸念したということもあるだろう。

    ピストンズはドラモンド放出の見返りとしてジョン・ヘンソン、ブランドン・ナイト、2023ドラフト2巡目指名権を手に入れたが、ヘンソンとナイトは2020-21オフシーズンに完全FAとなり、2人ともドラモンドのトレード相手としては釣り合わないため、おそらくオフシーズンに再契約することはないだろう。ピストンズは実質、2巡目指名権1つのみで元オールスター選手のドラモンドを放出したことになる。

    ドラモンドが加入したキャバリアーズも再建状態にあり、プレーオフ進出は難しい。また、今後のチームの核となる選手も不在で、ケビン・ラブやトリスタン・トンプソンら主力メンバーもいつ放出されてもおかしくないチーム状況にある。

    ピストンズとキャバリアーズのチーム状況や、ドラモンドの選手としての価値を考えると不可解なトレードであることは間違いない。

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