ナゲッツ、49位指名のボル・ボルと2way契約

    2019年ドラフトで44位で指名されたボル・ボルと、デンバー・ナゲッツが2way契約を締結したと「The Athletics」が報じた。ボル・ボルはオレゴン大では怪我のため9試合の出場に留まったが、平均30分の出場で21得点、9.6リバウンド、2.7ブロックという数字を残しており、一時はドラフト上位指名も確実とみられていた逸材だ。

    ボル・ボルはNBAでも活躍したマヌート・ボルの息子で、218cm94kgという恵まれたサイズと、アウトサイドからの高いシュート力を兼ね備えている。毎年ルーキーを対象に行われる『Rookie Survey』では、「今年のドラフト最大の掘り出し物」の選手として挙げられている。その潜在能力の高さは多くのルーキーやスカウトたちも評価するところだが、身体が細く、怪我で9試合しか出場できなかった点が懸念され、ドラフト上位指名を見送ったチームが多かったとみられる。

    現代のNBAではセンターにもアウトサイドでのプレーが求められることが多い。ボルはアウトサイドのシュートが上手いという点では現代のプレースタイルに当てはまっている。また、長いウイングスパン(腕の長さ)を活かして、ある程度のリバウンドとブロックショットが期待できる。しかし、NBAレベルのフィジカルの強さはなく、大学で記録したレベルの活躍ができるは未知数だ。

    昨年躍進を遂げたナゲッツは、大黒柱の二コラ・ヨキッチを中心に、控えCのメイソン・プラムリー、本来はPFだが攻守で質の高いプレーを提供するポール・ミルサップと、同ポジションには実績ある選手が在籍している。その中でボルがローテーション入りするためには、ボルは2way契約で定められているNBAでプレーできる45日間、そのほかはGリーグで潜在能力の高さだけではなく、健康体で、NBAレベルのフィジカルに耐えられるということを証明する必要がありそうだ。

    高身長の選手の怪我はリスクが高い。ボルは誰もが認める潜在能力を持っていながらも、指名順位が2巡目かつ2way契約に留まったのは、怪我のリスクとフィジカルの弱さが明らかに影響している。ドラフト3位指名を受けながら大きなインパクトを残すことができなかった、リーフ・ラフレンツと現状では近い状況にあると感じる。

    ドラフトで辛い思いを爆発させていただボル・ボルは、この評価を覆すことができるのか注目だ。

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