COVID-19の影響でシーズン中断となっていたNBAが、2020年7月31日からフロリダ州オーランドのディズニーワールドで再開される方針を示した。期間中はすべての生活がディズニーワールドで完結されるとのことで、外部との接触は制限されるとのこと。
再開後のフォーマットについて
具体的な再開フォーマットとしては、レギュラーシーズンでプレーオフ出場圏内にいた16チームとプレーオフ出場圏外の上位6チームの計22チームが8試合の「シーディングゲーム」を行ない、中断前のレギュラーシーズンの成績を合わせた勝敗によってプレーオフ進出が決まる。
プレーオフについては、当初は東西の上位16チームがカンファレンスを跨がずにトーナメントを行う新フォーマットも提案されていたが、最終的には東西の上位8チームのトーナメント方式の4ラウンド各7ゲームという従来通りのフォーマットが予定されている。
<出場チーム>
■イースタンカンファレンス
- ミルウォーキー・バックス
- トロント・ラプターズ
- ボストン・セルティクス
- マイアミ・ヒート
- インディアナ・ペイサーズ
- フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
- ブルックリン・ネッツ
- オーランド・マジック
- ワシントン・ウィザーズ
■ウェスタンカンファレンス
- ロサンゼルス・レイカーズ
- ロサンゼルス・クリッパーズ
- デンバー・ナゲッツ
- ユタ・ジャズ
- オクラホマシティ・サンダー
- ヒューストン・ロケッツ
- ダラス・マーベリックス
- メンフィス・グリズリーズ
- ポートランド・トレイルブレイザーズ
- ニューオーリンズ・ペリカンズ
- サクラメント・キングス
- サンアントニオ・スパーズ
- フェニックス・サンズ
プレーオフ圏外のチームとしては、東地区では八村塁が所属するワシントン・ウィザーズがシーディングゲームに参加するが、8位のマジックとの勝敗差は5.5ゲームとなっており、プレーオフ進出はかなり厳しい状態だ。
また、渡邊雄太が所属する西地区8位のメンフィス・グリズリーズは、9位のブレイザーズ、10位のペリカンズ、11位のキングスとは3.5ゲーム差、12位のスパーズとも4ゲーム差となっている。7位のマーベリックスとは7ゲーム差開いており、プレーオフ進出に向けて予断を許さない状況だ。
今後の予定
予定通りいけば10月中旬にすべての日程が消化されるため、2020-21シーズンは後ろ倒しされる。
7月31日:2019-20シーズン再開
8月25日:2020 NBAドラフトロッタリー
10月15日:2020 NBAドラフト
12月 1日:2020-21シーズン開幕