【コラム】2019-20シーズン新人王予想は「ザイオン・ウィリアムソン」

    毎年恒例のルーキーへのアンケート調査「Rookie Survey」。気になる2019-20シーズンの「Rookie Survey」の回答がNBA.comに掲載されている。

    https://www.nba.com/2019-20-nba-rookie-survey

    目次

    Rookie Surveyとは

    「Rookie Survey」とは「Rookie Survey」は毎年、その年のルーキーを対象に行われるアンケート。「Rookie Survey」では下記の11質問が行われる。

    • Rookie of the Year(新人王)
    • Best career(ベストなキャリアを送る選手)
    • Biggest draft steal(ドラフトの最大の掘り出し物)
    • Most athletic(最も身体能力の優れた選手)
    • Best shooter(最もシュートのうまい選手)
    • Best defender(最もディフェンスのうまい選手)
    • Best playmaker(最もプレイメイクの優れた選手)
    • Toughest adjustment to NBA(NBAで適応するのに最も困難なこと)
    • Skill to develop in NBA(最も向上させないといけないスキル)
    • Favorite player in NBA(好きな選手)

    ルーキー達が選ぶ「新人王」予想は?

    ファンとしてまず気になるのは、「Rookie of the Year(新人王)」だろう。

    今年のルーキーは、1位指名を受けたデューク大出身のザイオン・ウィリアムソン、将来性ではザイオンをも上回ると噂されるジャ・モラント、デューク大でザイオンとタッグを組み一時はザイオンを抑えて1位指名されるとの予測もあったRJ・バレット、日本人初のNBAドラフト上位指名選手となった八村塁など、将来を期待されるルーキーが多く指名されている。さて、ルーキー達は誰が新人王になると予想したのだろうか?

    • 1位:ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ:1巡目1位)
    • 2位:ジャ・モラント(グリズリーズ:1巡目2位)
    • 3位:RJ・バレット(ニックス:1巡目3位)
    • 3位:キャム・レディッシュ(ホークス、1巡目10位)

    新人王予想では、1位ザイオン、2位モラント、3位バレットとドラフト指名巡の通りの結果となった。
    ザイオンは中学生の頃からNBAファンの間で将来を有望視されており、レブロン・ジェームズ以来の10年に1度の逸材と言う評判を得ていた。名門デューク大学に進学し、シーズン平均22.6点・8.9リバウンド・1.79ブロックの活躍で見事1位指名を受けた。圧倒的な身体能力を使い、攻守に渡ってゲームを支配しする「ネクスト・レブロン」の有力候補の1人で、やはり同期達の間でも飛び抜けた存在なのだろう。

    意外だったのは、一時はザイオンを抑えて1位指名されるとも噂されたこともあるデューク大のバレットと同率で10位指名のキャム・レディッシュが選ばれていることだ。PFのサイズながらSFでプレーできる身体能力と技術力があり、今ドラフトの中でも潜在能力の高さが噂されている。大学1年目では思ったような活躍はできなかったが、昨年新人王争いを繰り広げたトレイ・ヤングとともに、ホークスの再建を託されることになる。大学での成績がパッとしなかったにもかかわらず、新人王予想で同期から評価されていることを見るに、スカウトの評価通り潜在能力の高さが伺える。

    「Rookie Survey」の新人王予想は、的中したのは2007年のケビン・デュラントのみと的中率は高いとはいえない。しかし、ブレイク・グリフィン、ジョン・ウォール、アンソニー・デイビス、ビクター・オラディポなど、オールスター級に成長した選手たちが過去には新人王予想されている。ザイオンが予想通り新人王を獲得するのか、それとも他のルーキー達がザイオンの新人王に待ったをかけるのか注目だ。

    「ドラフトの最大の掘り出し物」は?

    「ドラフト最大の掘り出し物」として挙げられたのは、ナゲッツに44位指名を受けたボル・ボルだ。ボル・ボルは、元NBA選手のマヌート・ボルの息子で、218cm94kgという恵まれた身体を持っている。スカウトからもその潜在能力を評価され、1巡目指名確実視されていたが、怪我の影響で9試合の出場に終わったことが不安視された。実際、NBAレベルで活躍するにはビルドアップする必要がありそうだ。「Rookie Survey」ではボル・ボルが「ドラフト最大の掘り出し物」と評価されていることからも、NBAに適応できれば高い潜在能力を開花させることができるかもしれない。

    ボル・ボルと同率で選ばれたのは、30位でクリーブランド・キャバリアーズに指名されたケビン・ポーターJr.だ。ポーターも潜在能力は折り紙付きで、10位以内の指名もありえたと噂された選手だ。しかし、サザンカリフォルニア大学では平均9.5点に終わり、精神的な未熟さと、素行の悪さが指摘されている。再建中のキャバリアーズでは活躍の機会もあると思われるが、精神的な未熟さを克服できるかがNBAで大成できるかの鍵となりそうだ。

    2016年の新人王に輝いたマルコム・ブログドン(ペイサーズ)や、強豪サンアントニオ・スパーズの永久欠番となったマヌ・ジノビリとトニーパーカーなど、2巡目指名からチームの主力に成長した選手も少なくない。ボル・ボルやケビン・ポーターJr.に代表される下位に低迷した彼らが、指名しなかったチームを見返すことができるか注目だ。

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