【2019-20:プレビュー】インディアナ・ペイサーズ

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    オフシーズンの動き

    加入・マルコム・ブログドン(MIL)
    ・TJ・マッコネル(PHI)
    ・TJ・ウォーレン(PHX)
    ・ジェレミー・ラム(CHA)
    ・ゴガ・ビタッゼ(Draft18位)
    ・ブライアン・ボウエン(Draft外)
                     
    退団・ダレン・コリソン
    ・コリー・ジョセフ
    ・ウェスリー・マシューズ
    ・サディウス・ヤング
    ・ボーヤン・ボグダノビッチ
    ・カイル・オクイン
    ・タイリーク・エバンス
                     

    予想ロスター

    PGSGSFPFC
    1stマルコム・
    ブログドン
    ヴィクター・
    オラディポ *
    TJ・
    ウォーレン
    ドマンタス・
    サボニス
    マイルズ・
    ターナー
    2ndTJ・
    マッコネル
    ジェレミー・
    ラム
    ダグ・
    マクダーモット
    TJ・
    リーフ
    ゴガ・
    ビタッゼ
    3rdアーロン・
    ホリデー
    ジャスティン・
    ホリデー
    ブライアン・
    ボウエン
    アリゼ・
    ジョンソン
    4thエドモンド・
    サムナー
    5th                                   

    2019−20シーズンの展望

    絶対的エースのポール・ジョージをサンダーに放出し、プレーオフ進出は厳しいと予測された2017-18シーズンだが、ポール・ジョージとのトレードで加入したビクター・オラディポとドマンタス・サボニスの2人が開花し、周囲の予想と反してプレーオフに進出した。プレーオフではレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズをあと一歩のところまで追い詰めるというサプライズを見せ、一定以上の成果を得ることができたシーズンだった。

    新エースとしてオラディポ、インサイドの要としてサボニスとマイルズ・ターナーを要した2018−19シーズンは、シーズン中盤にエースのオラディポを右足大腿四頭筋腱の断裂という大怪我で失ったが、PGのダレン・コリソンや第2の得点源となったボーヤン・ボグダノビッチを中心に堅固なディフェンスを武器に勝ち星を積み上げ、 イースト5位でプレーオフに進出した。

    大物FAが移籍市場を賑わすなか、ペイサーズが白羽の矢を立てたのは強豪バックスで高いプレースキルを見せていたマルコム・ブログドンだった。ブログドンは昨年バックスで、平均15.6得点、4.5リバウンド、3.2アシストを挙げ、イースタン首位を走ったバックスで攻守で活躍。FG成功率50.5%、3P%成功率42.6%と非常に高いシュート力を持っている。さらにディフェンス面での評価も高く、高度なゲーム戦術を理解できるバスケットIQを兼ね備えている。

    ブログドンに加えてシクサーズから安定感と爆発力を兼ね備えるTJ・マッコネルを獲得したことで、ダレン・コリソンとコリー・ジョセフを失ったことで最優先事項となっていたPGの補強に成功した。

    また、オラディポ復帰までの得点力を補うことができる人材として、3&Dのジェレミー・ラムと、ウイングでの守備に定評があるジャスティン・ホリデーの獲得にも成功した。この2人はスラッシャー型のオラディポとのプレー相性も良いと考えられ、バックコートに関しては昨年と同水準以上の戦力を整えることに成功したといえるだろう。オラディポ復帰後はラムを6thマンに据えることで、セカンドチームの安定感を向上させることも期待できる。

    2018−19シーズンに2ndオプションとしてチームを支えたボーヤン・ボグダノビッチの離脱は痛手だが、代わりにサンズから爆発力のあるTJ・ウォーレンを獲得。ウォーレンはペリメーターからの得点力が高く、3Pシュートが期待できるダグ・マクダーモットと状況に応じてプレイングタイムをシェアすることができる。オラディポ復帰後はプレーエリアが被る可能性があるウォーレンを、どのようにフィットさせるかは1つのポイントとなりそうだ。

    サディアス・ヤングが離脱したPFには、昨年ブレイクを果たしたドマンタス・サボニスを先発に据えることになる。攻撃オプションが多彩になると予想される2019-20シーズンはサボニスがポストでの攻撃起点になることが求められ、Cのマイルズ・ターナーとツインタワーを形成することになる。

    昨年リーグ1位を誇ったペイサーズの強みであるディフェンスを支えるターナーには、リムプロテクターとして安定した活躍が求められる。控えにはルーキーのゴガ・ビタッゼがいるが、彼のポテンシャルは未知数だ。多くのヨーロッパ選手の壁となるNBAのフィジカルや文化にアジャストできれば、ビタッゼのサイズと柔らかさは攻守で武器になる可能性がある。

    エースのオラディポの離脱にもかかわらず、堅実なプレーでチームのプレーオフ進出を支えた主力選手の多くが離脱したことで、ペイサーズは方針転換を求められた。しかし、ブログドンやウォーレンの獲得を中心に、結果的にバックコート陣のグレードアップに成功したといえる。オラディポ復帰後に、彼の健康状態と新オフェンスシステムをどのように構築できるかが後半戦からプレーオフにかけてのポイントとなる。

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