【2019-20:プレビュー】サクラメント・キングス

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    オフシーズンの動き

    加入・トレバー・アリーザ(WAS)
    ・コリー・ジョセフ(IND)
    ・ドウェイン・デッドモン(ATL)
    ・タイラー・ユリス(CHI)
    ・タイラー・ライド(DEN)
    ・リショーン・ホームズ(PHX)
    ・ジャスティン・ジェームズ(Draft44位)
    ・カイル・ガイ(Draft55位)
    ・エリック・ミカ(Draft外)
    ・アイザイア・ピネイロ(Draft外)
                     
    退団・ウィリー・コーリー・スタイン
    ・アレック・バークス
    ・コーリー・ブリュワー
    ・トロイ・ウィリアムズ
    ・フランク・メイソン
    ・デイビッド・イェーガー
    ・コスタ・クーフォス
                     

    予想ロスター

    PGSGSFPFC
    1stディアロン・
    フォックス
    バディ・
    ヒールド
    ハリソン・
    バーンズ
    マービン・
    バグレーⅢ
    ドゥエイン・
    デッドモン
    2ndコーリー・
    ジョセフ
    ボグダン・
    ボグダノビッチ
    トレバー・
    アリーザ
    ネマニャ・
    ピエリツァ
    ハリー・
    ジャイルズ
    3rdタイラー・
    ユリス
    アイザイア・
    ピネイロ
    ジャスティン・
    ジェームズ
    リショーン・
    ホームズ
    4thヨギ・
    フェレル
    5th                                   

    2019−20シーズンの展望

    2018-19シーズンのキングスは、勝率こそ5割を下回ったもののプレーオフ争いに食い込む活躍を見せた。2000年前半に王朝を築いていたロサンゼルス・レイカーズに肉薄した時期と比べると物足りないが、少なくとも直近10年ではもっとも実りあるシーズンだったといえるだろう。

    キングスの中心となっているのはディアロン・フォックス、バディ・ヒールド、マービン・バグレーⅢといった若手コアだ。それぞれの個人スキルは高く、若手離れした落ち着きのあるプレーが評価されている。フォックスとヒールドは攻撃型のPGながらプレメイキングも苦手としておらず、オフボールでのディフェンスにも定評がある。

    特筆すべきはオフェンス面で、昨年フォックスはFG成功率45.8%、3P成功率37.1%という及第点の確率で平均17.3点を残している。また、平均7.3アシストを記録していることからも、2年目の選手としては上々の活躍をしているといえるだろう。

    また、SGのヒールドは3P成功率が42.7%を記録しており、平均20.7点と大台に乗せている。FG成功率も45.8%と高確率でショットを決めていることからもシュートセレクションの良さが見てとれる。

    フォックスとヒールドがチームの中心になるのはキングスの今後数年間の方針だろう。彼らに次ぐ3人目の選手として名前が挙がるのはPFのバグリーⅢだ。

    2018年ドラフト2位指名を受けたバグリーは、平均14.9点、7.6リバウンド、FG成功率50.4%とまずまずの成績を残し、ブロック数も平均1.0を記録している。序盤の怪我やベンチ起用など限定的な部分ではあるものの、一定以上の成績を残せていることから、キャリアを積むことで成長すればインサイドの核になりえる。バグリーにとって2年目を迎える2019-20シーズンは自身の能力を証明する年になりそうだ。

    フォックス、ヒールド、バグリーと才能ある若手をチームの核に育てていくため、球団社長のブラデ・ディバッツが招集したのはルーク・ウォルトンだ。若手主体のレイカーズでHCを務めた経験があり、彼自身も年齢的に若いため今のキングスにはマッチすると思われる。また、ウォルトンは冷静さを兼ね備えていながら、感情を露わにする一面もあり、若いキングスを引っ張るという面でも期待できるだろう。

    若手コアをサポートする人材としてトレバー・アリーザ、コリー・ジョセフ、ドウェイン・デッドモンと経験と安定感があるベテランを獲得したもの良い動きだ。フォックスやヒールドが優れていようと、リーグ(特にプレーオフ)で戦っていく上では経験値は重要な要素だ。プレーオフ経験も豊富なベテラン勢の獲得はこの部分を補完することができる。また、彼らと短期契約を結んでいることも、近い将来に訪れるフォックスやヒールドの再契約を考えても良い判断といえるだろう。

    チームのエース級になりえないハリソン・バーンズと4年8,500万ドルの高額契約を結んだことは疑問だが、強豪ひしめくウェスタンでプレーオフ進出を目指すことを考えると、多少割高でも実績がり、平均15点は計算できるスウィングマンのバーンズの獲得は理解の範疇を超えるものではない。

    若手主体と言いつつもウィリー・コーリー・スタインを放出し、的確なHCとベテランをチームに迎えたキングスは、ここ数年では地味ながらも充実したオフシーズンを過ごしたといえるだろう。何よりチームの方針に一貫性があるのは良い兆候だ。

    フォックス、ヒールド、バグリーを中心にチームを作っていくため、チームが浮上するか否かは読めない部分もある。しかし、少なくともキングスはチームのコアを設定したという点で大きな一歩を踏み出したといえるだろう。

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