【2019-20:プレビュー】フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

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    オフシーズンの動き

    加入・アル・ホーフォード(BOS)
    ・ジョシュ・リチャードソン(MIA)
    ・トレイ・バーク(DAL)
    ・カイル・オクイン(IND)
    ・ハウル・ネト(UTA)
    ・マティス・サイブル(Draft20位)
    ・マリアル・シェヨック(Draft54位)
    ・アイザイア・マイルズ(Draft外)
    ・クリスト・コウマジ(Draft外)
    ・ノーベル・ペル(Draft外)
                     
    退団・ジミー・バトラー
    ・JJ・レディック
    ・TJ・マッコネル
    ・アミア・ジョンソン
    ・ボバン・マリヤノビッチ
    ・グレッグ・モンロー
    ・ジョナサン・シモンズ
                     

    予想ロスター

    PGSGSFPFC
    1stベン・
    シモンズ
    ジョシュ・
    リチャードソン
    トバイアス・
    ハリス
    アル・
    ホーフォード
    ジョエル・
    エンビード
    2ndトレイ・
    バーク
    マティス・
    サイブル
    フルカン・
    コルクマズ
    マイク・
    スコット
    カイル・
    オクイン
    3rdハウル・
    ネト
    ザイール・
    スミス
    ジェームズ・
    エニス三世
    ジョナ・
    ボルデン
    4thシェイク・
    ミルトン
    5th                                   

    2019−20シーズンの展望

    2018-19シーズンはフィラフデルフェア・センブンティシクサーズにとって実りあるシーズンだった。ジョエル・エンビードとベン・シモンズの若手エース格の2人を基軸に、勝負強さに定評があるリーグ屈指の2ウェイプレーヤーであるジミー・バトラーを獲得したことで、プレーオフで王者ラプターズをあと一歩というところまで追い詰めた。最後はカワイ・レナードの劇的な決勝点の前に涙を飲んだが、首脳陣も現在のチームに自信を持ったことだろう。

    ラプターズに敗戦を喫したあとに普段は勝気なエンビードが涙を見せたのが印象的だったが、その決意を汲むかのごとく、チームはブレット・ブラウンHC体制7年目に向けて積極的に補強を行った。

    まず若手屈指のオールラウンダーであるベン・シモンズと契約更新を行い、2018-19シーズン途中に加入したストレッチ4として活躍できるトバイアス・ハリスとも契約更新を行った。シモンズ、ハリス、バトラーの3人がFAとなるため、サラリーキャップの都合上バトラーとは再契約できなかったが、代わりに攻守両面で高い機動力を持つジョシュ・リチャードソンを獲得した。さらに、インサイドで攻撃の起点となれ、ストッパーとしても期待出来るアル・ホーフォードを獲得した。

    シモンズ、リチャードソン、ハリス、ホーフォード、エンビードという先発陣はリーグ屈指のメンツで、先発ロスターだけを見るとヤニス・アデトクンボ擁するバックスにも勝る。TJ・マッコネル、JJ・レディック、ジミー・バトラーを失ったことで、アウトサイドシュートに不安が残るが、先発陣はサイズがあり、ディフェンス面では鉄壁だ。

    不安があるアウトサイドシュートはリチャードソンである程度は補えるが、過去2年間で17本しか3Pシュートを打っていないシモンズのシュート力向上はチームの重要課題だ。 スキル・パワー・機動力の3拍子を併せもつエンビードがインサイドでの中心になるのは間違いないが、ホーフォードの加入によってインサイドアウトを利用する場面も増えるだろう。また、シモンズの突破力はリーグ随一だが、3Pシュートを武器にできればディフェンスを引き付けることができる。このことはペネトレイトを容易にするとともに、エンビードとのスペーシングの問題も解消される。

    圧倒的な先発陣を擁するシクサーズだが、シモンズ、ホーフォード、ハリスと大型契約を結んだ代償は小さくない。マッコネル、レディックといった貴重なアウトサイドシューターを失い、アミア・ジョンソンやボバン・マリヤノビッチといったインサイド陣も放出せざるえなかった。ハリス獲得のためにランドリー・シャメットやダリオ・サリッチも放出しているため、控えの層は非常に薄い。

    トレイ・バーク、マイク・スコットなど、計算できるベテランがいるため大崩れの可能性は低いが、他の優勝候補を比べるとオフェンス、ディフェンスの両面で不安が残る。ワシントン大でディフェンダーとして頭角を現し、サマーリーグで3P成功率39.3%を記録しているドラフト20位指名のマティス・サイブルが即戦力として活躍できれば面白い存在になるだろう。

    ホーフォードは33歳と全盛期を過ぎているが、シモンズ、エンビード、リチャードソンはまだ全盛期を迎えておらず、ハリスは27歳と脂が乗っている年齢だ。少なくともリチャードソンとの契約が切れる2021年までは現状のロスターを維持できるため、今後数年が優勝のチャンスだろう。

    リーグ有数のビッグマンに成長したエンビードとシモンズの共存もチームの課題だ。シモンズのシュート力向上はディフェンスが厳しくなるプレーオフを勝ち進むためには不可欠であり、エンビードとのスペースの共有問題も解決する重要なポイントだ。

    シモンズのオフェンスバリエーションの向上と、2ndユニットの成長がシクサーズがプレーオフを勝ち進む重要な要素になるだろう。

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