【2019-20:プレビュー】ミネソタ・ティンバーウルブズ

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    オフシーズンの動き

    加入・ジャバズ・ネイピアー(BKN)
    ・トレイビオン・グラハム(BKN)
    ・ノア・ヴォンレイ(NYK)
    ・ジョーダン・ベル(GSW)
    ・タイロン・ウォーレス(LAC)
    ・ジェイク・レイマン(POR)
    ・ジョーダン・マクラフリン(FA)
    ・ケラン・マーティン(FA)
    ・ジャレット・カルバー(Draft6位)
    ・ナズ・リード(Draft外)
    ・リンデル・ウィギントン(Draft外)
    ・ジェイレン・ノーウェル(Draft外)
    ・ジョーダン・マーフィー(Draft外)
                     
    退団・デリック・ローズ
    ・タイアス・ジョーンズ
    ・ダリオ・サリッチ
    ・タージ・ギブソン
    ・ルオル・デン
    ・アンソニー・トレバー
    ・CJ・ウィリアムズ
    ・ジェリッド・ベイレス
    ・ミッチ・クリーク
    ・ジャレッド・テレル
    ・キャメロン・レイノルズ
                     

    予想ロスター

    PGSGSFPFC
    1stジェフ・
    ティーグ
    ジョシュ・
    オコーギー
    アンドリュー・
    ウィギンズ
    ロバート・
    コビントン
    カール・アンソニー・
    タウンズ
    2ndジャバズ・
    ネイピアー
    ジャレッド・
    カルバー
    ジェイク・
    レイマン
    ノア・
    ヴォンレイ
    ゴーギー・
    ジェン
    3rdタイロン・
    ウォーレス
    トレイビオン・
    グラハム
    ジョーダン・
    ベル
    4thケイタ・ベイツ・
    ジョップ
    ナズ・
    リード
    5th                                   

    2019−20シーズンの展望

    カール・アンソニー・タウンズ、アンドリュー・ウィギンズのドラフト1位の2人に加えて、現役屈指の2ウェイプレーヤーであるジミー・バトラーを加えた2018−19シーズンは期待外れのに終わった。

    タウンズは安定した活躍をみせたが、未完の大器といわれ続けているウィギンズの成長を感じることはできず、バトラーはチームの若手と噛み合うことなくシーズンを終えた。結果的にシーズン途中でバトラーはチームを去り、チーム再建を任されたトム・シボドーHCは解任された。唯一の明るい材料は、元MVPのデリック・ローズが自己最高の50点試合を行い、奇跡の復活劇がなされたことぐらいだ。2019-20オフシーズン、ウルブズの動きで評価できる点は少ない。復活の兆しをみせたローズはデトロイト・ピストンズに移籍し、ダリオ・サリッチやタージ・ギブソンといった縁の下の力持ちタイプの選手たちもチームを去った。セカンドチームで効果的な活躍をしていた若手PGのタイアス・ジョーンズもメンフィス・グリズリーズと契約を結んだ。結果的にチームの核として残ったのは、タウンズとウィギンズの2枚看板のみだ。

    フロントコートの核となるのは、チーム不動のエースであるタウンズだ。タウンズは昨年、平均24.4点、12.4リバウンド、1.6ブロックとインサイドを支配し続けた。3P成功率も40%を超えており、ストレッチ5としての片鱗をみせたシーズンとなった。健在であれば毎試合20点、10リバウンドは計算できる。タウンズの控えとなる7年目のベテランであるゴーギー・ジェンは少々高い年俸だが、随所で見せるディフェンス能力はセカンドユニットに安定感をもたらすことができる。

    PFにはニューヨーク・ニックスから獲得したノア・ヴォンレイがタウンズのサポート役として起用されるだろう。ウォリアーズから獲得したジョーダン・ベルは、昨年は1年目よりもスタッツを落としており、オフコートの姿勢にも疑問が持たれることもあり、現状過大な期待はできない。ただ、ベルの契約は最低保証額のため、球団にとってもリスクは少ない。サマーリーグで活躍したナズ・リードが3番手として控えているが不確定要素が強いため、SFのロバート・コビントンがPFで起用される場面も少なくないだろう。

    SFには典型的な3&Dプレーヤーであるコビントンがおり、若手主体のチームの中で安定感をもたらすことができる。4年目となるレイマンは当たりだしたら止まらないタイプのシューターだが、安定感には欠ける。

    SGにはウィギンズが起用されるだろうが、成長には疑問が残る。ウィギンズは「類まれなる才能」と評価されたドラフト時からスタッツこそ残しているが、25歳になるウィギンズにどれほどの余地が残されているのかは不明だ。ここ数年はオフェンス/ディフェンスの両面で目立った成長を感じさせておらず、バスケットボールに対するプロ意識の低さが取り沙汰されるありさまだ。昨年ウルブズはウィギンズとMAX契約を結んだが、このままでいくと年俸に見合わない身体能力が売りのロールプレーヤーになりかねない。

    期待されるのはドラフト6位指名で獲得したジェレット・カルバーだ。カルバーはテキサス工科大で、攻守にわたってアグレッシブなプレーをすることを評価された。3Pシュートには課題があるが、ディフェンス面はNBAでも通用するといわれている。練習熱心で、まだ20歳ということで成長の余地も大きい。

    カルバーと並んで期待されるのが、2年目のジョシュ・オコーギーだ。オコーギーは昨年序盤に攻守で活躍したが、後半にオフェンス面で失速し、プレー時間を確保できなかった。シーズン終盤に持ち直したことから、今季は安定して活躍したいところだ。オコーギーもカルバー同様にディフェンス面に秀でており、オフェンス面で貢献できればスターター起用も現実味を帯びてくる。

    カルバーとオコーギーの成長次第ではウィギンズをSFで起用して、コビントンをPFにコンバートするプランも考えられる。ウィギンズが大型契約に見合う成長をみせられなかった場合は、ウィギンズのトレード先を探すことも視野に入れる必要がある。PGは昨年チームを引っ張ったデリック・ローズとタイアス・ジョーンズがチームを去ったが、ベテランのジェフ・ティーグの経験とプレーメイク力は若いウルブズにとっては重要となる。タウンズ、ウィギンズへのボール供給だけでなく、カルバーの指南役としても期待される。

    タウンズという大黒柱こそ健在だが、コアメンバーの多くが離脱した今季は戦力としては心許ない。ウィギンズの飛躍に期待したいところだが、現実的にはオコーギーとカルバーの成長に期待するシーズンになるだろう。しかし、オコーギーやカルバーの成長に期待するのであればウィギンズとのMAX契約の必要があったかは疑問だ。

    ウルブズ首脳陣は来オフに大物FAを獲得すると明言しているが、チーム方針が二転三転しているウルブズに大物FAが魅力的に感じるかは疑問だ。また、2020−21シーズンのFAはスター選手が少なく、シーズン中に何かしらの動きがあっても不思議ではないだろう。

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