【2022-23:チームプレビュー】Chicago Bulls(シカゴ・ブルズ)

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大幅補強をするもプレーオフ1回戦で敗退し、雪辱に燃えるシカゴ・ブルズの2022-23シーズンをプレビューします。

目次

2021-21シーズンの振り返り

勝率46-36(56.1%)
Play Off1st 敗退
オフェンス113.2(13位/30チーム)
ディフェンス113.6(22位/30チーム)
PACE98.3(15位/30チーム)

デマー・デローザン、アレックス・カルーソなどの有力選手を獲得した昨シーズンは5年ぶりのプレーオフ進出を果たしたが、前年王者のバックス相手に歯が立たずに敗退した。オフシーズンに入るとチームの核であるザック・ラビーンと早々に延長契約し、インサイドの控えとしてアンドレ・ドラモンド、控えのサポートメンバーとしてゴーラン・ドラギッチ、ジャボンテ・グリーンらを獲得した。

Roster Infomation:ロスター情報(2022年10月10日時点)

太字:スターター予想
UFA:制限なしFA  RFA:制限付きFA  PO:プレーヤーオプション  TO:チームオプション

Pos.  Player  
PGLonzo Ball(ロンゾ・ボール)
PGCoby White(コビー・ホワイト)
PGGoran Dragic(ゴーラン・ドラギッチ)
PGDalen Terry(デイレン・テリー)
SGZach LaVine(ザック・ラビーン)
SGAlex Caruso(アレックス・カルーソ)
SGJavonte Green(ジャボンテ・グリーン)
SGAyo Dosunmu(アヨ・ドスンム)
SFDeMar DeRozan(デマー・デローザン)
SFDerrick Jones Jr.(デリック・ジョーンズJr.)
PFPatrick Williams(パトリック・ウィリアムズ)
CNikola Vucevic(二コラ・ブチェビッチ)
CAndre Drummond(アンドレ・ドラモンド)
CMarko Simonovic(マルコ・シモノビッチ)
CTony Bradley(トニー・ブラッドリー)
SGMalcolm Hill(マルコム・ヒル)
SFJustin Lewis(ジャスティン・ルイス)

【トレーニングキャンプ契約(Exhibit10 / Exhibit9)】
Carlik Jones(PG)
Kostas Antetokounmpo(PF)

2022-23シーズン:チームレビュー

優勝を狙うシーズンにしたい2022-23シーズンだったが、先発PGのロンゾ・ボールが半月板断裂で少なくともシーズン後半までは欠場の見込みとなった。オフェンス面ではラビーンとデローザンが中心であることに変わりはないが、プレーオフを勝ち抜くためにはプレーメイクが必須であり、ロンゾが戻ってくるまでドラギッチとカルーソが穴を埋めていく必要がる。また、昨シーズンは波になり切れなかった元オールスターのニコラ・ブチェビッチの復調もキーポイントになりそうだ。昨年課題だったリバウンドを補完する要因として、リバウンドが強いドラモンドを獲得したことは好材料だろう。ドラモンドはブチェビッチの保険としても機能する。

課題はありつつもタレントは揃っており、彼らをどう融合させていくのかについてはビリー・ドノバンHCの手腕にかかっている。

“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Alex Caruso(アレックス・カルーソ)

ザック・ラビーン、デマー・デローザン、ニコラ・ブチェビッチとスター選手が揃うブルズにおいて、PGのディフェンス力とプレーメイクはチームの命運を握る要素だ。飛躍が期待されていたロンゾ・ボールはシーズン開幕前に選手生命が危ぶまれるレベルの故障がリークされた状態だが、そうした状況下でブルズが優勝を見据えるためにはカルーソの飛躍が重要な要素だ。特にディフェンスやプレーメイクが任される機会が増えると想像され、こうした面で貢献することができればブルズ躍進のキーパーソンとなりそうだ。

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