ミシガン州デトロイトを本拠地とし、80年代後半に”バッドボーイ”として一世を風靡したデトロイト・ピストンズについてご紹介します。
What’s Detroit Pistons(基本情報)

本拠地 | ミシガン州デトロイト |
カンファレンス | イースタン・カンファレンス |
ディビジョン | セントラル・ディビジョン |
略称 | DET |
アリーナ | リトル・シーザーズ・アリーナ |
Gリーグ提携チーム | モーターシティ・クルーズ |
Team History(歴史)
創設 | 1937年 |
チーム史 | フォート・ウェイン・ゾルナー・ピストンズ(1941年 – 1948年) フォートウェイン・ピストンズ(1948年 – 1957年) デトロイト・ピストンズ(1957年 -) |
優勝 | 2回(1944年, 1945年:NBL) 3回(1989年, 1990年, 2004年:NBA) |
永久欠番 | [ 1]:チャウンシー・ビラップス [ 2]:チャック・デイリー [ 3]:ベン・ウォーレス [ 4]:ジョー・デュマース [10]:デニス・ロッドマン [11]:アイザイア・トーマス [15]:ヴィニー・ジョンソン [16]:ボブ・レイニア [21]:デイブ・ビン [32]:リチャード・ハミルトン [40]:ビル・レインビア |
NBLに所属していた「フォートウェイン・ゾルナー・ピストンズ」が前身で、現存するNBAチームでもっとも歴史のあるチーム。チーム名は自動車産業で有名なデトロイト市に因んでおり、初代オーナーもピストン工場を経営していた。
NBA加入後は低迷したが、80年代にアイザイア・トーマスを中心とした「バッドボーイズ」はチームを連覇に導いた。ブルーワーカーが多いデトロイトという地域性もあり、泥臭いチームカラーが特徴的。2004年に起こった「パレスの騒乱」は米プロスポーツ史上最悪の乱闘劇といわれている。
“NBAイズムが選ぶ!” デトロイト・ピストンズ 歴代トップ5

Isiah Thomas
アイザイア・トーマス

Joe Dumars
ジョー・デュマース

Grant Hill
グラント・ヒル

Dennis Rodman
デニス・ロッドマン

Ben Wallace
ベン・ウォーレス
“NBAイズムが選ぶ!” G.A.O.T. (チーム史上最高の選手)

Isiah Thomas(アイザイア・トーマス)
近年だとベン・ウォーレスのインパクトは強いが、ピストンズ史上最高の選手を選ぶの絵あれば、歴代最高のPGの1人として挙げられることもあるアイザイア・トーマスだろう。1980年代後半の“バッドボーイズ”を牽引した名司令塔であり、歴代5位のアシスト数だけでなく、スコアラーとしても超一流だった。特に88年のNBAファイナルでの怪我を押してのパフォーマンスは、NBAの歴史に残る名シーンだといえる。
Detroit Pistons Team Information(チーム情報)
チームスタッフ
Head Coach

(ドウェイン・ケイシー)
GM

(トロイ・ウィーバー)
President

(エド・ステファンスキ)
Main Owner

(トム・ゴアーズ)
Roster Infomation:ロスター情報(更新日:2022年10月10日)

UFA:制限なしFA RFA:制限付きFA PO:プレーヤーオプション TO:チームオプション
Pos. | Player | 2023-24 Contract |
---|---|---|
PG | Cade Cunningham(ケイド・カニングハム) | |
PG | Killian Hayes(キリアン・ヘイズ) | |
PG | Kemba Walker(ケンバ・ウォーカー) | UFA |
PG | Cory Joseph(コリー・ジョセフ) | UFA |
SG | Jaden Ivey(ジェイデン・アイビー) | |
SG | Alec Burks(アレック・バークス) | TO |
SG | Hamidou Diallo(ハミドゥ・ディアロ) | UFA |
SG | Rodney McGruder(ロドニー・マグルーダー) | UFA |
SF | Saddiq Bey(サディック・ベイ) | |
SF | Bojan Bogdanovic(ボーヤン・ボグダノビッチ) | UFA |
SF | Kevin Knox(ケビン・ノックス) | TO |
PF | Marvin Bagley III(マービン・バグリー3世) | |
PF | Isaiah Livers(アイザイア・リバース) | TO |
C | Jalen Duren(ジェイレン・デューレン) | |
C | Nerlens Noel(ナーレンズ・ノエル) | TO |
C | Isaiah Stewart(アイザイア・スチュワート) | |
SG | Buddy Boeheim(バディ・ブーハイム) | 2way契約 |
SF | Braxton Key(ブラクストン・キー) | 2way契約 |
【トレーニングキャンプ契約(Exhibit10 / Exhibit9)】
Jules Bernard(SG)
Stanley Umude(PG/SG)
エースプレイヤー


Cade Cunningham(ケイド・カニングハム)
高校時代からNBA入りが嘱望された逸材で、粒揃いとされた2021年ドラフトの不動の1位指名候補。大型のPGで、オフェンス型のガードが多くなっているなかでプレーメイクに強みを持っている。自身の得点よりもチームメイトを活かすことに長けており、テンポのいいバッシングゲームを行い、体格を活かして自身がスクリナーとしてスペースをつくることもできる。PGに必要な高いバスケIQをもっており、3Pシュートが向上すればより止めにくい選手になっていきそうだ。

