【2022-23:チームプレビュー】Milwaukee Bucks(ミルウォーキー・バックス)

  • URLをコピーしました!

主力の怪我で連覇はできなかったが、ヤニス・アデトクンボを中心に再起をかけるミルウォーキー・バックスの2022-23シーズンをプレビューします。

目次

2021-21シーズンの振り返り

勝率51-31(62.3%)
Play OffCSF敗退
オフェンス115.1(3位/30チーム)
ディフェンス111.8(14位/30チーム)
PACE99.9(7位/30チーム)

連覇を狙った昨シーズンだったが、現役屈指の支配力をもつヤニス・アデトクンボはMVPレースに食い込む活躍をみせたが、ヤニスとコンビを組むクリス・ミドルトンの離脱によって2回戦で姿を消した。オフシーズンのバックスは戦力維持を中心に動き、ドラフト以外ではベテラン3&Dジョー・イングルスを獲得した。

Roster Infomation:ロスター情報(2022年10月10日時点)

太字:スターター予想
UFA:制限なしFA  RFA:制限付きFA  PO:プレーヤーオプション  TO:チームオプション

Pos.  Player  
PGJrue Holiday(ドリュー・ホリデー)
PGGeorge Hill(ジョージ・ヒル)
PGJevon Carter(ジェボン・カーター)
SGGrayson Allen(グレイソン・アレン)
SGPat Connaughton(パット・カナトン)
SGMarJon Beauchamp(マージョン・ボーチャンプ)
SGWesley Matthews(ウェズリー・マシューズ)
SFKhris Middleton(クリス・ミドルトン)
SFJoe Ingles(ジョー・イングルス)
SFThanasis Antetokounmpo(タナシス・アデトクンボ)
PFGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンボ)
PFBobby Portis(ボビー・ポーティス)
PFJordan Nwora(ジョーダン・ヌウォラ)
CBrook Lopez(ブルック・ロペス)
CSerge Ibaka(サージ・イバカ)
PGAJ Green(AJ・グリーン)
CSandro Mamukelashvili(サンドロ・マヌケラッシュヴィリ)

【トレーニングキャンプ契約(Exhibit10 / Exhibit9)】
Luca Vildoza(PG)
Lindell Wigginton(SG)
Marques Bolden(C)

2022-23シーズン:チームレビュー

現役最高の突破力をもつヤニスが怪我で長期離脱しない限り、一昨年のバックスのプレーオフ進出は堅い。しかし、ヤニスの突破力を活かすためのスペーシングで重要となるシューターとしてリーグ屈指の3&Dであるミドルトンとイングルスがいるが、2人とも怪我でシーズン前半の出場は微妙なところと言われている。シーズン後半~プレーオフにかけては彼らの復調がキーポイントとなりそうだ。

ヤニス、ミドルトンを筆頭にオフェンスを組み立てるのは従来と変わらないが、ドリュー・ホリデー、グレイソン・アレン、ブルック・ロペスらが在籍していることからリーグ屈指のディフェンス力は今季も継続されるだろう。ヤニス。ミドルトン、ホリデーら主力が健康を維持した状態でプレーオフに進出できれば、優勝も不可能ではなさそうだ。

“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Khris Middleton(クリス・ミドルトン)

チャンピオンとして挑んだ2021-22シーズンだったが、ミドルトンの離脱によってプレーオフ2回戦で姿を消した。おそらく現役No.1の支配力をもつヤニス・アデトクンボを擁するバックスだが、ミドルトンはヤニスの弱点を補完することができる。シュート力が注目されるミドルトンだが、実際にはインサイドの攪乱やディフェンス面での貢献も小さくなく、バックスが再び優勝を視野に入れるためにはミドルトンの活躍が不可欠だ。シーズン序盤は欠場が予測されているが、中盤以降~プレーオフでの活躍が期待される。

あわせて読みたい
【NBAチーム名鑑】Milwaukee Bucks(ミルウォーキー・バックス) ウィスコンシン州ミルウォーキーに本拠地をおく、ヤニス・アデトクンボ擁する古豪ミルウォーキー・バックスについてご紹介します。 What's Milwaukee Bucks(基本情報)...
  • URLをコピーしました!
目次