(2025/7/22 更新)
ブルース・ボウエンは1971年6月14日、カリフォルニア州マーセド生まれのスモールフォワード。
カリフォルニア州立大学フラトン校で4年プレーするもNBAドラフトでは指名されず、フランスやCBAなどを転々とした後に1997年にマイアミ・ヒートでNBAデビューを果たした。1999年からフィラデルフィア、マイアミ、ボストンと渡り歩き、2001年にサンアントニオ・スパーズに加入。以後はチームのディフェンスの要として長年にわたり貢献し、2003年・2005年・2007年にNBAチャンピオンを獲得。2001年から2008年まで毎年NBAオールディフェンシブチームに選出され、リーグ屈指のディフェンダーとして名を馳せた。2009年に現役引退し、背番号「12」はスパーズの永久欠番となっている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Bruce Bowen (ブルース・ボウエン) |
| 生年月日 | 1971年6月14日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州マーセド |
| 身長 / 体重 | 201cm / 91kg |
| 出身校 | カリフォルニア州立大学フラトン校 |
| ポジション | SF |
| ドラフト | 1993年ドラフト外 |
| 引退 | 2009年 |
| 所属チーム | 1997 :MIA(ヒート) 1997 – 1999:BOS(セルティクス) 1999 – 2000:PHI(シクサーズ) 2000 – 2001:MIA(ヒート) 2001 – 2009:SAS(スパーズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2003, 2005,2007) オールディフェンシブ 1st チーム(2004–2008) オールディフェンシブ 2nd チーム(2001–2003) 永久欠番(SAS) |
Play Style(プレースタイル)
フィジカルかつアグレッシブな守備でチームを引っ張る最高レベルの3&D
ディフェンスとアウトサイドシュートで貢献する典型的な「3&D」。
1on1のディフェンスにおいてはリーグ屈指の技術を持ち、相手チームのエーススコアラーとのマッチアップにおいてもフィジカルで執拗なディフェンスを行い、マッチアップ相手のリズムを狂わせる。また、フィジカルかつアグレッシブなスタイルゆえに、相手選手からは「ダーティープレイヤー」と見なされることもある。
オフェンス面については自らクリエイトする場面は少なかったが、スペーシングとカッティングの理解度が高く、戦術遂行力に優れている。特にコーナーからの3Pシュートに優れており、キャリア通算3P成功率は39.3%という高効率を誇っている。エースとしてスコアリングで寄与するタイプではないが、主力を陰から支える存在として機能した。
- オフェンス
- 1
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 5
- ペリメーターディフェンス
- 対人守備の技術・スタンス・読みが鋭く、8年連続でオールディフェンシブチームに選出された。
- コーナースリーの正確性
- スパーズ時代にはコーナースリーに特化したスポットアップシューターとして高い3P成功率を誇った。
- チームディフェンス
- 対人ディフェンスだけでなく、ヘルプやローテーションのタイミングも優れている。
- オフェンスの積極性
- 自らシュートをクリエイトする能力は乏しく、起用がスポットアップシューターに限定される。
- ボールハンドリング能力
- ボールハンドラーとしてのパス回しやドリブルの展開力は限定的で、ターンオーバーが誘発されやすい。
- 過剰なディフェンスアグレッション
- フィジカルな守備が持ち味で、過度なファウルや危険なプレーが散見されることがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 8.2 |
| BPM | -0.8 |
| OBPM | -2.3 |
| DBPM | 1.5 |
| USG% | 11.4% |
| TS% | 50.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




