(2025/7/5 更新)
アキーム・オラジュワンは1963年1月21日生まれのナイジェリア・ラゴス出身のセンター。
ヒューストン大学で「Phi Slama Jama」の中心メンバーとして全米で注目され、1984年のNBAドラフトでヒューストン・ロケッツから1位指名を受けた。同ドラフトにはマイケル・ジョーダンもいたが、ロケッツはチームの核としてオラジュワンを選択し、最後の1年を除いてロケッツ一筋でプレーした。1994年と1995年にはチームを連覇へ導き、ジョーダンより高順位で指名されたにも関わらず非難されることがない類稀な存在となっている。通算得点26,946点、通算リバウンド13,748、通算ブロック3,830を記録し、2008年には殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Hakeem Olajuwon (アキーム・オラジュワン) |
| 生年月日 | 1963年1月21日 |
| 出身地 | ナイジェリア ラゴス州ラゴス |
| 身長 / 体重 | 213cm / 116kg |
| 出身校 | ヒューストン大学 |
| ポジション | C |
| ドラフト | 1984年ドラフト1位 |
| 引退 | 2002年 |
| 所属チーム | 1984 – 2001:HOU(ロケッツ) 2001 – 2002:TOR(ラプターズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(1994, 1995) ファイナルMVP(1994, 1995) シーズンMVP(1994) 最優秀守備選手(1993, 1994) リバウンド王(1989, 1990) ブロック王(1990, 1991, 1993) オールNBA 1st チーム(1987-1989, 1993, 1994, 1997) オールNBA 2nd チーム(1986, 1990, 1996) オールNBA 3rd チーム(1991, 1995, 1999) オールディフェンシブ 1st チーム(1987, 1988, 1990, 1993, 1994) オールディフェンシブ 2nd チーム(1982, 1991, 1996, 1997) オールルーキー 1st チーム(1985) オールスター出場(1985-1990, 1992-1997) 永久欠番(HOU) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
「ドリームシェイク」を駆使したNBA史上最高レベルのセンター
史上最高のディフェンシブセンターの一人でありながら、同時に多彩なオフェンススキルを持つNBA史上最高レベルのセンター。ディフェンスでは鋭いフットワークと抜群のタイミングでブロックショットを量産し、センターながらキャリア平均1.7スティールという高い機動力を持っている。インサイドでの身体の使い方が巧みで、ポジショニングとタイミングの良さを活かしてインサイドを支配した。ピック&ロールへの対応やトランジションでも機動力を活かしたディフェンスを展開することができる。
オフェンス面では「ドリームシェイク」と呼ばれる独特のフェイクとスピンを武器にポストで相手を翻弄し、スコアリングを量産する。また、ターンアラウンドジャンパーやフェイダウェイなどのオフェンス技術の練度が高く、オフェンス面でも歴代屈指のスキルを持っている。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 5
- 歴代屈指のフットワークとポストスキル
- ガードのような敏捷性と華麗なフットワークを持ち、多彩なポストムーブで相手を翻弄する。
- 守備範囲の広さ
- 歴代屈指のブロック能力だけでなく、ペリメーターまで守れる機動力を持つ。
- 勝負強さ
- 大舞台でもメンタルがブレず、攻守で安定したパフォーマンスとリーダーシップを発揮する。
- プレッシャー時の判断力
- スコアリング意識が強く、ダブルチーム時にターンオーバーにつながる判断をすることがある。
- フリースローの安定性
- センターとしてはFT成功率は平均的だが、試合終盤の安定性にはやや欠ける。
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Stats(スタッツ)
| PER | 23.6 |
| BPM | 4.7 |
| OBPM | 2.2 |
| DBPM | 2.5 |
| USG% | 27.1% |
| TS% | 55.3% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




