(2025/7/8 更新)
カール・マローンは1963年7月24日生まれ、ルイジアナ州出身のパワーフォワード。
ルイジアナ工科大学を経て、1985年ドラフトでユタ・ジャズから13位指名を受け、以降18年にわたってジョン・ストックトンとのコンビでジャズを牽引した。1996–97シーズンと1998–99シーズンにシーズンMVPを受賞し、14回のオールスター選出、14回のオールNBAチーム入りを果たすなど、リーグ屈指のパワーフォワードとして活躍した。2003–04シーズンにはロサンゼルス・レイカーズに移籍し、シャキール・オニールやコービー・ブライアントと共に優勝を目指すも、怪我の影響もあり優勝には至らなかった。キャリア通算36,928得点は歴代3位(2025年時点)であり、2010年にはバスケットボール殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Karl Malone (カール・マローン) |
| 生年月日 | 1963年7月24日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ルイジアナ州サマーフィールド |
| 身長 / 体重 | 206cm / 113kg |
| 出身校 | ルイジアナ工科大学 |
| ポジション | PF |
| ドラフト | 1985年ドラフト13位 |
| 引退 | 2004年 |
| 所属チーム | 1985 – 2003:UTA(ジャズ) 2003 – 2004:LAL(レイカーズ) |
| 主な受賞歴 | シーズンMVP(1997, 1999) オールNBA 1st チーム(1989-1999) オールNBA 2nd チーム(1988, 2000) オールNBA 3rd チーム(2001) オールディフェンシブ 1st チーム(1997-1999) オールディフェンシブ 2nd チーム(1988) オールルーキー 1st チーム(1986) オールスター出場(1988-1998, 2000-2002) オールスターMVP(1989, 1993) 永久欠番(UTA) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
強靭な肉体とシュート力で90年代を代表するパワーフォワード
歴代屈指のスコアリング・パワーフォワードであり、驚異的なフィジカルを活かしたポストプレーやトランジションで圧倒的な存在感を示した。ジョン・ストックトンとのピック&ロールはNBA史上でも最も完成度の高いプレーの1つとされており、キャリア通算36,928得点という驚異的なスタッツを記録している。また、柔軟なシュートフォームを持っており、トップ・オブ・ザ・キーからのフェイダウェイやジャンパーや、ミドルレンジでのキャッチ&シュートなど、多彩なオフェンススキルを併せ持っている。リムランナーとしての機動力も高く、速攻時のフィニッシャーにもなれる走力を持っている。
ディフェンス面でもバスケットボールIQが高く、ポストディフェンスとヘルプディフェンスにおいて高い貢献が可能。強靭な肉体を武器にリバウンドにも強く、キャリア通算14,968リバウンドを記録している。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 4
- スコアリング能力
- フィジカルとスキルを両立し、ポストアップやミドルショットなど多彩な得点パターンをもつ。
- 高精度のピック&ロール
- ジョン・ストックトンとのピック&ロールの完成度が高く、ロール後の判断も適切。
- 怪我への耐性
- キャリア19シーズンでほぼ欠場がなく、13シーズン連続で全試合出場するほど怪我への耐性が高い。
- プレッシャー耐性
- プレーオフの重要な試合で精彩を欠くことがあり、特にFT成功率の低さなど試合終盤の安定感が課題。
- プレースタイルの柔軟性
- 強みを突き詰めたタイプであり、キャリア後期のプレースタイルの変更ができなかった。
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Stats(スタッツ)
| PER | 23.9 |
| BPM | 5.1 |
| OBPM | 4.2 |
| DBPM | 0.9 |
| USG% | 29.4% |
| TS% | 57.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




