(2025/7/24 更新)
マヌ・ジノビリは1977年7月28日、アルゼンチン出身のシューティングガード。
1999年ドラフトでサンアントニオ・スパーズに57位指名されるが、すぐには渡米せず、イタリア・セリエAのヴィルトゥス・ボローニャでプレー。イタリアリーグでMVPやユーロリーグ優勝を経験した後の2002年にNBAデビューした。NBAではキャリアを通してスパーズに在籍し、ティム・ダンカン、トニー・パーカーと共にスパーズの「ビッグ3」として黄金期を築き、NBA4回の優勝を果たした。2004年にはアルゼンチン代表でアテネ五輪金メダルを獲得し、NBA外でも国際舞台でも伝説的な選手となっている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Manu Ginobili (マヌ・ジノビリ) |
| 生年月日 | 1977年7月28日 |
| 出身地 | アルゼンチン ブエノスアイレス州バイアブランカ |
| 身長 / 体重 | 198cm / 95kg |
| 出身校 | 大学 |
| ポジション | SG |
| ドラフト | 1999年ドラフト57位 |
| 引退 | 2018年 |
| 所属チーム | 2002 – 2018:SAS(スパーズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2003, 2005,2007, 2014) 6thマン(2008) オールNBA 3rd チーム(2008,2011) オールルーキー 2nd チーム((2002) オールスター出場(2005, 2011) 永久欠番(SAS) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
ユーロステップをNBAに持ち込んだ「スーパー6thマン」
NBA史上でも稀有な「スーパー6thマン」の1人であり、セカンドユニットにスターター級の破壊力をもたらすことができる攻守の要。海外リーグでの経験が豊富なジノビリは「ユーロステップ」をNBAに広めた先駆者であり、独特の緩急と角度でディフェンスを翻弄するドライブは現代NBAの必須スキルの1つとなるほどの影響を与えている。
左利きを最大限に活用した予測不能のドリブルチェンジと、トリッキーなパスで試合の流れを変えることができる。アウトサイドシュートの確率が高く、キャリア通算で3P成功率36.9%を記録している。また、ディフェンス面でも献身性が高く、スティールでチームを勢いづけるプレーが多い。クラッチタイムの勝負強さも持ち合わせており、華やかさと泥臭さが同居するスタイルは現代のシックスマンに大きな影響を与えた。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 4
- 独創的なドライブ
- 左利きの利点と独特のリズムを駆使し、抜群の切れ味を持つユーロステップで相手を抜き切る。
- 勝負強さ
- ベンチスタートでも試合の流れを変える大胆なプレーを体現し、クラッチタイムも冷静にプレーする。
- 献身性
- プレーの読みと熱量が高く、ダイブ・チャージング・スティールなど泥臭いプレーを厭わない。
- ターンオーバーの多さ
- ギャンブル性の高いパスを好むことがあり、キャリア平均2.0ターンオーバーと安定性には欠ける。
- 怪我のコントロール
- 体を張るプレースタイルゆえに怪我が誘発され、フルシーズンの出場が難しいことが多い。
- アウトサイドシュートの波
- プレーオフなどの大舞台ではインパクトを残すが、シーズンを通したシュート成功率には波がある。
スマホでの動画閲覧はコチラから
Stats(スタッツ)
| PER | 20.2 |
| BPM | 5.0 |
| OBPM | 3.0 |
| DBPM | 2.0 |
| USG% | 24.5% |
| TS% | 58.2% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



