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【選手名鑑】Vlade Divac(ブラデ・ディバッツ)

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(2025/7/23 更新)
ブラデ・ディバッツは1968年2月3日、旧ユーゴスラビア(現セルビア)生まれのセンター。
1989年ドラフトでロサンゼルス・レイカーズから26位指名を受け、以降はシャーロット・ホーネッツやサクラメント・キングスでプレーし、15シーズンで合計1,134試合に出場した。キャリア平均11.8得点・8.2リバウンド・3.1アシストを記録し、ヨーロッパ出身選手として初めてNBAで長期的な成功を収めたパイオニアの1人。2005年の引退後はキングスのGMとして活動し、ヨーロッパとのコネクションを活かして多くの欧州出身選手のNBA参入の礎を築いた。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Vlade Divac
(ブラデ・ディバッツ)
生年月日1968年2月3日
出身地セルビア(旧ユーゴスラビア)
ズラティボル郡プリポリェ
身長 / 体重 216cm / 110kg
出身校
ポジションC
ドラフト1989年ドラフト26位
引退2005年
所属チーム1989 – 1996:LAL(レイカーズ)
1996 – 1998:CHA(ホーネッツ)
1999 – 2004:SAC(キングス)
2004 – 2005:LAL(レイカーズ)
主な受賞歴オールルーキー 1st チーム(1990)
オールスター出場(2001)
永久欠番(SAC)
殿堂入り

Play Style(プレースタイル)

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欧州選手のキャリアを切り拓いたスキルフルなセンター

「ヨーロピアン・センター」の原型とも言える選手の1人で、身長216cmながらボールハンドリングと視野の広さに秀でており、得点力以上にパス能力とプレーメイクに優れたビッグマン。オフェンスの起点としてペリメーターやハイポストから味方を活かすプレーを多く見せ、特にハンドオフやバックドアパスのセンスは非常に高く、ポイントセンターとして機能した。ポストでは左右どちらからもフィニッシュできる柔らかいタッチを持ち、多彩なフェイクやフットワークを駆使して得点に繋げる。
ディフェンス面ではリムプロテクターとしては突出していないが、ポジショニングとプレー予測が良く、チャージングを取る技術に長けている。また、試合巧者として心理戦を仕掛ける場面も多く、プロ経験豊富なベテランらしい駆け引きにも優れている。

  • オフェンス
    3
  • 勝負強さ
    3
  • テクニック
    5
  • 身体能力
    2
  • ディフェンス
    4
長所
  • パッシングセンス
    • 視野が広く、トライアングルやモーションオフェンスの起点としてアシストできる。
  • ポストスキルとフェイクの多彩さ
    • ポストでの1on1での引き出しが豊富で、得点だけでなくファウルを誘うプレーにも対応可能。
  • バスケットボールIQの高さ
    • 心理戦や駆け引きに長け、攻守でのゲームコントロールに秀でている。
短所 / 改善点
  • リムプロテクション能力
    • フィジカルや身体能力はエリートセンターと比べて見劣りし、リムプロテクトについては限定的。
  • フィジカルコンタクト
    • インサイドでの対人守備で、アスレチック能力に勝るビッグマンの対応が後手になることが多い。
  • アウトサイドシュートの欠如
    • ポストからミドルレンジが主戦場であり、スペーシング面での貢献は限定的。

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Stats(スタッツ)

PER17.7
BPM2.2
OBPM0.5
DBPM1.7
USG%19.2%
TS%54.3%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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