(2025/5/27 更新)
パオロ・バンケロは2002年11月12日、ワシントン州シアトル生まれ。イタリア系アメリカ人で、母親は元WNBA選手のロンダ・スミス=バンケロ。高校はシアトルのO’Dea High Schoolで過ごし、全米トップクラスのプロスペクトとして注目を集めた。大学はデューク大学に進学し、1年生時には平均17.2得点、7.8リバウンドを記録し、ACC年間最優秀新人賞に輝き、チームをファイナル4に導いた。2022年NBAドラフトでは全体1位でオーランド・マジックに指名。ルーキーシーズンには平均20.0得点、6.9リバウンド、3.7アシストを記録し、新人王を獲得。2023-24シーズンにはさらに成長を見せ、平均22.6得点、6.9リバウンド、5.4アシストをマークし、初のオールスター選出を果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Paolo Banchero (パオロ・バンケロ) |
| 生年月日 | 2002年11月12日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
| 身長 / 体重 | 208cm / 113kg |
| 出身校 | デューク大学 |
| ポジション | PF |
| ドラフト | 2022年ドラフト1位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2022 – :ORL(マジック) |
| 主な受賞歴 | 新人王(2023) オールルーキー 1st チーム(2023) オールスター出場(2024) |
Play Style(プレースタイル)
体格と多彩なスキルのバランスが取れた現代型スコアラー
身長208cm・体重113kgのパワーフォワードで、体格とスキルのバランスが取れた現代型スコアラー。ポストアップからの得点だけでなく、ドリブルからのミドルレンジジャンパーやドライブもこなす多彩なオフェンス能力を持つ。1on1でディフェンダーを押し込む力強さと、ガードのようにボールを扱える柔軟性を兼ね備えており、スモールボール時にはポイントフォワード的な役割も果たす。2023-24シーズンにはボールハンドラーとしての責任が増し、ピック&ロールの起点やキックアウトパスの精度も向上。守備ではサイズを活かしてリムプロテクター的な役割を一部担う一方で、スイッチにも対応可能。ジャンプシュートの安定感やスリー成功率は課題だが、年々向上の兆しを見せている。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 3
- フィジカルとスキルの融合
- ボールハンドリングやドライブ技術と身体能力を活かして、1on1でミスマッチを作りだす。
- プレーメイキング
- フォワードながら視野が広く、ピック&ロールのボールハンドラーとしても機能する。
- スコアリングの多様性
- ポスト、アイソレーション、トランジションなど様々なシチュエーションでスコアリングできる。
- 3Pシュートとオフボールでの安定性
- 3Pシュートについては改善傾向にあるがリーグ平均以下で、オフボールでのスペーシングが課題。
- ディフェンスでの一貫性
- フィジカルと身体能力があるが、オフボールでの判断やローテーションへの理解が高くない。
- ターンオーバーの多さ
- 判断力やプレッシャー下での判断に課題があり、ターンオーバーが増加傾向。
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Stats(スタッツ)
| PER | 17.1 |
| BPM | 0.9 |
| OBPM | 1.1 |
| DBPM | -0.2 |
| USG% | 29.8% |
| TS% | 54.2% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



