(2025/4/30 更新)
マービン・バグリー3世は1999年3月14日生まれ、アリゾナ州フェニックス出身のビッグマン。高校時代はSierra Canyon SchoolやHillcrest Prepなどで全米トップクラスの評価を受け、2017年にはデューク大学に進学。1年目から平均21.0得点・11.1リバウンドを記録し、ACC年間最優秀新人賞を受賞。2018年のNBAドラフトでサクラメント・キングスから全体2位指名を受けてNBA入りを果たした。ルーキーイヤーは平均14.9得点・7.6リバウンドと有望株として期待されたが、以降は怪我とチームフィットの課題に苦しむ。2022年にデトロイト・ピストンズへ移籍し、再起を図るシーズンが続いている。2023-24シーズン中にワシントン・ウィザーズにトレードされ、新天地でのチャンスを模索している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Marvin Bagley III (マービン・バグリー3世) | 
| 生年月日 | 1999年3月14日 | 
| 出身地 | アメリカ合衆国 アリゾナ州テンピ | 
| 身長 / 体重 | 208cm / 107kg | 
| 出身校 | デューク大学 | 
| ポジション | PF / C | 
| ドラフト | 2018年ドラフト2位 | 
| 引退 | – | 
| 所属チーム | 2018 – 2022:SAC(キングス) 2022 – 2024:DET(ピストンズ) 2024 – 2025:WAS(ウィザーズ) 2025 – :MEM(グリズリーズ) | 
| 主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(2019) | 
Play Style(プレースタイル)
身体能力を活かしたフィニッシュを強みとするアスレチック型ビッグマン
約211cm、107kgのサイズを持つレフティのフォワード/センター。身体能力と機動力に優れ、トランジションの速さやダンクでのフィニッシュに強みを持つアスレチック型ビッグマン。オフェンス面では主にペイントエリアでの得点を得意としており、左右どちらにもスピンできるポストムーブやオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスに秀でている。また、フェイスアップからのドライブも可能で、左手での仕掛けに特に長けている。
一方、アウトサイドシュートの安定性には課題があり、3ポイントシュート成功率はキャリア通算で約28%台にとどまる。また、パッシングやコートビジョンにおいても改善の余地があり、プレーメーカーとしての役割は限定的。ディフェンスではサイズと機動力を活かしたスイッチディフェンスには対応可能な場面もあるが、ポジショニングやヘルプローテーションに不安がある。総じてフィジカルポテンシャルは高いが、戦術理解度やディフェンスIQにはまだ成長の余地がある。
- オフェンス
- 3
 
- 勝負強さ
- 2
 
- テクニック
- 2
 
- 身体能力
- 4
 
- ディフェンス
- 2
 
- リム周辺での得点力- 優れたアスレチック能力を活かしたゴール下でのフィニッシュ力が高く、2ndチャンスも多い。
 
- トランジションでの機動力- ビッグマンでありながら走力があり、速攻時には高確率で得点源となれる。
 
- ポテンシャルの高さ- 身体能力の高さが注目されており、出場時間が安定すればダブルダブルを量産できる可能性がある。
 
- アウトサイドシュートの精度- 典型的なアスレチック型で、アウトサイドシュートのショットセレクションの悪さが目立つ。
 
- ディフェンスIQとローテーション判断- ヘルプディフェンス時の判断が悪く、チームディフェンスの足枷となることがある。
 
- 怪我の多さ- キャリア初期から怪我に悩まされており、出場機会が制限されている。
 
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Stats(スタッツ)
| PER | 15.3 | 
| BPM | 1.0 | 
| OBPM | -0.9 | 
| DBPM | 1.9 | 
| USG% | 22.2% | 
| TS% | 56.9% | 
PER   :実力指数。リーグ平均は15。
BPM  :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS%  :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



