(2025/7/16 更新)
アマレ・スタウダマイアーは1982年11月16日、フロリダ州レイク・ウェールズに生まれのパワーフォワード/センター。
高校卒業後の2002年ドラフトでフェニックス・サンズから9位で指名され、ルーキーシーズンには13.5得点・8.8リバウンドを記録し、高卒選手として初の新人王を受賞した。特にスティーブ・ナッシュ加入後にはマイク・ダントーニHCが提唱する「7秒以下オフェンス」でキャリアが加速し、2004-05シーズンには26.0得点・8.9リバウンド・FG成功率55.9%を記録してMVP級の活躍を見せた。その後は膝の慢性的なケガに悩まされながらも、ニューヨーク・ニックス、ダラス・マーベリックス、マイアミ・ヒートなどでプレーし、NBA通算15,994得点を記録。引退後はコーチングや国際リーグでのプレーしている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Amar’e Stoudemire (アマレ・スタウダマイアー) |
生年月日 | 1982年11月16日 |
出身地 | アメリカ合衆国 フロリダ州レイクウェールズ |
身長 / 体重 | 208cm / 107kg |
出身校 | サイプレス・クリーク高校 |
ポジション | PF / C |
ドラフト | 2002年ドラフト9位 |
引退 | 2020年 |
所属チーム | 2002 – 2010:PHX(サンズ) 2010 – 2015:NYK(ニックス) 2015 :DAL(マーベリックス) 2015 – 2016:MIA(ヒート) |
主な受賞歴 | オールNBA 1st チーム(2007) オールNBA 2nd チーム(2005, 2008, 2010, 2011) 新人王(2003) オールルーキー 1st チーム(2003) オールスター出場(2005, 2007~2011) |
Play Style(プレースタイル)
爆発的なアスレチック能力とピック&ロールで得点するフィニッシャー
爆発的なアスレチック能力を持ち、速攻やピック&ロールでダイナミックな得点を積み重ねるインサイドスコアラー。ミドルレンジからのジャンパーもビッグマンとして平均以上だったが、ピック&ロールからロブやドライブで豪快なダンクを叩き込み、キャリア通算FG成功率は53.7%を記録している。特にサンズ時代に結成したスティーブ・ナッシュとのコンビは史上最高クラスのピック&ロールを展開した。ポストプレーでは左右どちらでもフックやフェイダウェイが可能で、FT成功率もビッグマンとしては高水準だったことから最盛期にはシーズン平均25点以上を複数回記録している。
ディフェンス面についてはリムプロテクターとしては身体能力の高さを十分に活かせておらず、ポジショニングやタイミングの甘さが指摘される。また、キャリア中盤以降は慢性的な膝の怪我により俊敏性やスタミナ面に問題を抱えていた。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 3
- 圧倒的な身体能力
- 身体能力が非常に高く、ドライブやリム周辺でのフィニッシャーとしては歴代屈指。
- スコアリング効率
- FG成功率50%以上を毎年記録し続け、インサイド・アウト両方から得点できる引き出しを持つ。
- ジャンプシュートとフリースロー精度
- ミドルレンジシュートに安定感があり、FT成功率も高いことから安定したスコアラーとして計算できる。
- ディフェンスへの意識
- ボールウォッチャーになりがちで、ローテーションやヘルプの判断が遅れることが多い。
- リバウンドへの積極性
- リバウンドは平均的で、サイズと跳躍力に比べてインサイドでのディフェンスの支配力には欠ける。
- 怪我の多さ
- キャリア中盤以降は慢性的な膝の怪我によるコンディション維持が課題だった。
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Stats(スタッツ)
PER | 21.8 |
BPM | 1.3 |
OBPM | 1.7 |
DBPM | -0.4 |
USG% | 26.2% |
TS% | 59.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
