(2025/7/30 更新)
バディ・ヒールドは1992年12月17日生まれ、バハマ出身のシューティングガード。
幼少期を貧しい環境で過ごし、母親と兄弟姉妹とともに暮らしながら、バハマのバスケットボール界で頭角を現した。NBAを目指してオクラホマ大学に進学すると、在学中に驚異的なスコアリング能力を発揮し、4年生の時にネイスミス賞やオスカー・ロバートソン賞などを受賞し、AP年間最優秀選手にも選ばれた。2016年ドラフトでニューオーリンズ・ペリカンズから6位で指名され、その後にデマーカス・カズンズとのトレードでサクラメント・キングスへ移籍。キングスでは3Pシュートの名手として定着。以降もベテランのスポットアップシューターとしてローテーションの一角を担っている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Buddy Hield (バディ・ヒールド) |
生年月日 | 1992年12月17日 |
出身地 | バハマ グランド・バハマ島 |
身長 / 体重 | 193cm / 100kg |
出身校 | オクラホマ大学 |
ポジション | SG / SF |
ドラフト | 2016年ドラフト6位 |
引退 | – |
所属チーム | 2016 – 2017:NOP(ペリカンズ) 2017 – 2022:SAC(キングス) 2022 – 2024:IND(ペイサーズ) 2024 :PHI(シクサーズ) 2024 – :GSW(ウォリアーズ) |
主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(2017) |
Play Style(プレースタイル)
オフボールムーブに優れたリーグ屈指のキャッチ&シュートの名手
リーグ屈指のキャッチ&シュート型のシューターで3P成功数は常にリーグ上位に位置し、シーズン平均で200本以上を決め続ける高精度な3Pシューター。シュートリリースが速く、スクリーンを使ったオフボールムーブやトランジションでの3Pシュートを得意とする。ディープレンジからも躊躇なく放つレンジの広さが特徴的で、2022-23シーズンには3P成功率42.5%と高確率を記録した。ハンドルスキルはシューターとしては及第点で、必要に応じてドリブルからのプルアップも可能だが、アイソレーションでのクリエイト能力は限定的でターンオーバーを誘発することも少なくない。
ディフェンス面はフィジカルや運動能力が突出しておらず、1on1やヘルプディフェンスへの対応は限定的。リバウンドのポジショニングが良く、見た目以上にディフェンスリバウンドに強い。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- リーグ有数の3Pシュート
- 難しい角度やディープレンジからも成功率を落とさず打て、年間200本以上の3Pシュート成功数を残す。
- オフボールムーブ
- ゲームを通じて休みなく走り回り、スクリーンを巧みに使ってディフェンスを剥がす。
- クラッチでの精神的強さ
- シュートタッチにムラが少なく、大舞台や終盤の重要局面でも自信を持ってシュートを放つ。
- ディフェンスの脆弱さ
- 1on1ディフェンスやヘルプ対応は限定的で、1人でディフェンスを完結させる能力は低い。
- ボールハンドリング
- 球離れが悪く強引なドライブを行うことがあり、ドリブルからのオフェンスクリエイトできない。
- リム周りのバリエーション不足
- ペイントエリアでのフィニッシュ力は平凡的で、ディフェンスを収縮させることはできない。
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Stats(スタッツ)
PER | 14.3 |
BPM | 0.3 |
OBPM | 1.4 |
DBPM | -1.1 |
USG% | 22.5% |
TS% | 59.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
