(2025/7/22 更新)
クリス・ポールは1985年5月6日、ノースカロライナ州ウィンストン・セーラム生まれのポイントガード。
ウェイクフォレスト大学で全米屈指のPGとして活躍し、2005年のNBAドラフトで全体4位でニューオーリンズ・ホーネッツに指名され、現役屈指のプレーメイカーとして頭角を現す。キャリア中盤以降はロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、オクラホマシティ・サンダー、フェニックス・サンズなどを渡り歩きながら、移籍先の各チームで司令塔としてゲームをコントロールして勝てるチームに育て上げた。5度のアシスト王と筆頭に、12回のオールスター選出や11回のオールNBAチーム選出、6度のスティール王など数々の栄誉に輝いた。NBAでは小柄なサイズながら、抜群のバスケットボールIQでNBA歴代屈指のフロアジェネラルとして知られる。
Profile(プロフィール)

氏名 | Chris Paul (クリス・ポール) |
生年月日 | 1985年5月6日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ノースカロライナ州ウィンストン・セーラム |
身長 / 体重 | 183cm / 79kg |
出身校 | ウェストフォレスト大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 2005年ドラフト4位 |
引退 | – |
所属チーム | 2005 – 2011:NOH(ホーネッツ) 2011 – 2017:LAC(クリッパーズ) 2017 – 2019:HOU(ロケッツ) 2019 – 2020:OKC(サンダー) 2020 – 2023:PHX(サンズ) 2023 – 2024:GSW(ウォリアーズ) 2024 – 2025:SAS(スパーズ) 2025 – :LAC(クリッパーズ) |
主な受賞歴 | アシスト王(2008, 2009, 2014, 2015, 2022) スティール王(2008, 2009, 2011-2014) オールNBA 1st チーム(2008, 2012-2014) オールNBA 2nd チーム(2009, 2015, 2016, 2020, 2021) オールNBA 3rd チーム(2011, 2022) オールディフェンシブ 1st チーム(2009, 2012-2017) オールディフェンシブ 2nd チーム(2008, 2011) 新人王(2006) オールルーキー 1st チーム(2006) オールスター出場(2008-2016, 2020-2022) オールスターMVP(2013) |
Play Style(プレースタイル)
得点とアシストのバランスが絶妙なNBA歴代最高レベルのゲームメイカー
典型的な「パスファースト」のポイントガードであり、ゲームコントロール能力に関してはNBA史上最高クラスの司令塔。ハーフコートオフェンスにおいてはピック&ロールの使い方が非常に巧みで、ビッグマンとの連携を最大限に活かしてスコアリングを演出する。特にペースを崩してのドライブからのミドルレンジジャンパーやフリースローライン付近からのプルアップシュートはキャリアを通じて高精度で、得点力とパスのバランスが絶妙。また、ボールハンドラーとしての役割が多いにも関わらずターンオーバーが少なく、アシスト/ターンオーバー比率も高水準で安定感がある。また、オフボールでのゲームコントロールも巧みで、クラッチタイムでの判断力にも優れている。
NBAではアンダーサイズながら、ディフェンスではプレーの読みの鋭さとハンズの速さを活かしてスティールを量産し、5度のスティール王に輝いている。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 5
- 卓越したゲームマネジメント力
- ゲームの流れを読み、オンボール / オフボールの両面で試合のペースを自在に操る。
- ピック&ロールの精度
- ビッグマンとの連携において空間を活かすスキルに秀でており、ディフェンスのミスを的確に突く。
- ミドルレンジでのシュート力
- ドリブルのペースチェンジが巧みで、ミドルレンジでのシュート効率が高い。
- クラッチタイムでの冷静さ
- 試合終盤でもショットセレクションの判断が良く、チームオフェンスでも巧みにプレーをデザインする。
- 怪我の多さ
- キャリアを通じて負傷離脱が多く、特にプレーオフなどの重要な場面での安定性にやや欠ける。
- アンダーサイズ
- NBAでは小柄であり、ポストディフェンスやスイッチ時にミスマッチを突かれることがある。
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Stats(スタッツ)
PER | 23.5 |
BPM | 6.6 |
OBPM | 4.6 |
DBPM | 2.0 |
USG% | 22.7% |
TS% | 58.1% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
