(2025/7/18 更新)
デイミアン・リラードは1990年7月15日、カリフォルニア州オークランド生まれのポイントガード。当初の注目度は高くなく、小規模なウィーバー州立大学に進学したものの、4年間でスター選手へと成長。2012年のNBAドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズから6位指名され、即戦力としてルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。CJ・マッカラムとともにチームの絶対的エースとして活躍し、数々の劇的なブザービーターを決めたことで「Dame Time」と呼ばれるほどの勝負強さを持っている。複数回のオールスター選出、オールNBAチーム選出、3Pコンテスト制覇など、リーグ屈指のスコアリングPGとして活躍している。
Profile(プロフィール)

氏名 | Damian Lillard (デイミアン・リラード) |
生年月日 | 1990年7月15日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州オークランド |
身長 / 体重 | 188cm / 88kg |
出身校 | ウィーバー州立大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 2012年ドラフト6位 |
引退 | – |
所属チーム | 2012 – 2023:POR(ブレイザーズ) 2023 – 2025:MIL(バックス) 2025 – :POR(ブレイザーズ) |
主な受賞歴 | オールNBA 1st チーム(2018) オールNBA 2nd チーム(2016, 2019-2021) オールNBA 3rd チーム(2014, 2023) 新人王(2013) オールルーキー 1st チーム(2013) オールスター出場(2014, 2015, 2018-2021, 2023-2025) オールスターMVP(2024) NBAカップ優勝(2024) |
Play Style(プレースタイル)
圧倒的なシュートレンジと勝負強さを持つ、現役屈指のスコアリングPG
異常なほど長いシュートレンジを持っており、ロングレンジシュート力とクラッチタイムの勝負強さに定評があるスコアリングPG。特にセンターライン付近から放つ3Pシュートを高確率で沈める能力はステフィン・カリーと並んで2000年代後半のNBAでも随一で、71得点ゲームを達成するなど、圧倒的なシュート力でオフェンスを牽引する。オフェンスバリーションもアイソレーションからのステップバック3Pシュートやピック&ロールでのスプリットドライブなど多彩。シュートレンジの広さと、オフェンスの多彩さからスペーシング面での寄与も大きい。
サイズとフィジカル不足によってオンボールディフェンスは苦手としているが、そのマイナス分をオフェンスで補える爆発力を持っている。クラッチタイムでも冷静にシュートを打つことができ、「Dame Time」と呼ばれるほどの歴代屈指のゲームウィナーを生み出している。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- ロングレンジでのシュート力
- ロゴ付近からの超ロングレンジのシュートを高確率で決めるため、スペーシングでの効果も大きい。
- クラッチタイムの勝負強さ
- 歴史的な決勝点を幾度も決めており、「Dame Time」と呼ばれるほどの歴代屈指の勝負強さを持つ。
- ピック&ロールの活用
- スクリーナーを巧みに利用してミドルレンジ、ドライブ、3Pといった選択肢をで使い分ける。
- 1on1ディフェンス
- サイズとフィジカルが不足しており、スイッチディフェンスなどで狙われやすい。
- オフボールムーブの頻度
- ボール保持時間が長く、オフボール時のカットやスクリーン利用が少ない。
- 怪我のリスク
- 自身がフィニッシャーになる頻度が高く、度々怪我に見舞われていることから耐久力に課題がある。
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Stats(スタッツ)
PER | 22.2 |
BPM | -4.6 |
OBPM | 5.5 |
DBPM | -0.9 |
USG% | 29.0% |
TS% | 59.0% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
