(2025/6/10 更新)
デマー・デローザンは1989年8月7日、カリフォルニア州コンプトン出身のスモールフォワード/シューティングガード。南カリフォルニア大学(USC)で1年プレーした後、2009年NBAドラフトでトロント・ラプターズから全体9位で指名された。ラプターズでは9シーズンを過ごし、カイル・ラウリーと共にチームをイースタン・カンファレンスの強豪へと押し上げた。2018年にはカワイ・レナードとのトレードでサンアントニオ・スパーズに移籍して以降は、ブルズ、キングスで。オールスター選出6回、オールNBAチームにも選出されており、リーグを代表するスコアラーの1人である。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | DeMar DeRozan (デマー・デローザン) |
| 生年月日 | 1989年8月7日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州コンプトン |
| 身長 / 体重 | 198cm / 100kg |
| 出身校 | 南カリフォルニア大学 |
| ポジション | SG / SF |
| ドラフト | 2009年ドラフト9位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2009 – 2018:TOR(ラプターズ) 2018 – 2021:SAS(スパーズ) 2021 – 2024:CHI(ブルズ) 2024 – :SAC(キングス) |
| 主な受賞歴 | オールNBA 2nd チーム(2018,2022) オールNBA 3rd チーム(2017) オールスター出場(2014, 2016-2018, 2022, 2023) |
Play Style(プレースタイル)
現代NBAでは珍しいパッシングスキルを併せ持った「ミッドレンジ・マスター」
3Pシュートが多用される現代NBAでは珍しくドライブやポストアップからのフェイダウェイや、ピボットを多用したミッドレンジシュートが得意な「ミッドレンジ・マスター」。ミッドレンジシュートの効率が疑問視される現代NBAにおいて、2021–22シーズンには1試合平均27.9得点(FG48.9%)という高い数字を記録している。また、ボールハンドラーとしてとしても高い適性があり、ピック&ロールを起点とした得点とアシストを両立することもできる。
身体能力はあるもののディフェンス面では突出したインパクトは出せておらず、主にオフェンスでの存在感が際立っている。
年齢的にも身体能力に限界がみえてきた近年はプレーメイカーとしての役割を担っており、終盤のクラッチタイムでボールを託される「頼れるベテラン」として活躍している。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 2
- ミッドレンジからの得点力
- フットワークとフェイクが巧みで、エルボー付近でのジャンパーとポストフェードはリーグ屈指。
- クラッチタイムの安定感
- 終盤の勝負所での決定力が高く、プレッシャーのかかる場面のプレーメイクも安定している。
- フリースロー獲得能力
- 平均7本以上のフリースローを獲得し、成功率も高いため、得点源として安定している。
- 3ポイントシュートの不安定さ
- キャリア平均で3P成功率は30%を切っており、現代NBAにおいては明らかな弱点となっている。
- ディフェンスでの貢献度
- フィジカルはあるが、1on1やチームディフェンスでのローテーションの遅さが課題。
- スペーシングにおける制約
- 3Pシュートを得意としないため、オフボール時のスペーシング貢献には限界がある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 18.9 |
| BPM | 0.9 |
| OBPM | 1.6 |
| DBPM | -0.7 |
| USG% | 27.2% |
| TS% | 55.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



