2025/7/28:最新ロスターに更新しました。

【選手名鑑】Elton Brand(エルトン・ブランド)

  • URLをコピーしました!

(2025/8/20 更新)
エルトン・ブランドは1979年3月11日、ニューヨーク州コートランドに生まれのパワーフォワード。
デューク大学で2年間プレーし、1999年にはNCAAの年間最優秀選手にも選ばれた。1999年ドラフトでシカゴ・ブルズから1位指名を受け、1年目から平均20.1得点・10.0リバウンドのシーズンダブルダブルを達成して新人王を獲得。その後、クリッパーズ、シクサーズ、マーベリックス、ホークスと渡り歩き、キャリア通算では17.0得点、8.5リバウンドを記録。2005-06シーズンにはキャリアハイの平均24.7得点を記録し、オールNBAセカンドチームにも選出されるなど、全盛期にはティム・ダンカンやケビン・ガーネットとも比較された。引退後はフィラデルフィア・セブンティシクサーズのGMに就任した。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Elton Brand
(エルトン・ブランド)
生年月日1979年3月11日
出身地アメリカ合衆国
ニューヨーク州コートランド
身長 / 体重 206cm / 115kg
出身校デューク大学
ポジションPF
ドラフト年ドラフト位
引退
所属チーム2010 – 2022:CHI(ブルズ)
2010 – 2022:LAC(クリッパーズ)
2010 – 2022:PHI(シクサーズ)
2010 – 2022:DAL(マーベリックス)
2010 – 2022:ATL(ホークス)
2016 :PHI(シクサーズ)
主な受賞歴オールNBA 3rd チーム(2006)
新人王(2000)
オールルーキー 1st チーム(2000)
オールスター出場(2002, 2006)

Play Style(プレースタイル)

Embed from Getty Images

ハイポストからペイント内でオフェンスの起点となる試合巧者

NBAのビッグマンとしてはやや小柄ながらも、驚異的なウイングスパンとパワーでペイントエリアを制圧するインサイドスコアラー。多彩なポストムーブと、卓越したフットワークを活かしつつ、フックショットやターンアラウンドジャンパーなどでスコアリングする。また、ジャンプシュートの精度も高く、ミドルレンジからスコアリングに対応できる柔軟性から当時の「純正パワーフォワード」とは一線を画すスキルを持っている。ハイポストからのパスにも対応でき、チームオフェンスの起点となることも多い。
ディフェンス面ではポジショニングとタイミングの良さでシュートを遮断する能力に長けており、キャリア平均1.7ブロックを記録している。ビッグマンとして卓越したバスケットボールIQを持っており、派手さはないが、効率性と安定感を持つ試合巧者だといえる。

  • オフェンス
    4
  • 勝負強さ
    3
  • テクニック
    4
  • 身体能力
    3
  • ディフェンス
    3
長所
  • ポストでの効率性
    • 多彩なポストムーブを持ち、コンタクトを受けても安定してシュートを決めることができる。
  • ヘルプディフェンスの判断
    • 弱サイドからのヘルプローテーションでブロックを狙う意識が高く、キャリア平均1.7ブロックを記録。
  • リーダーシップ
    • 典型的な下支えタイプのリーダーで、コンスタントに17点・8リバウンドを計算できる。
短所 / 改善点
  • アウトサイドシュートの狭さ
    • 時代背景もあるが、3Pシュートははほとんど打たず、スペーシングへの貢献は限定的。
  • スピード不足
    • 横の動きが鈍く、ピック&ロールへの対応やスイッチディフェンスで遅れることがある。
  • 怪我のコントロール
    • アキレス腱断裂のキャリア後半は運動力が低下し、爆発性や安定性がやや低下した。

スマホでの動画閲覧はコチラから

Stats(スタッツ)

PER20.5
BPM2.3
OBPM1.9
DBPM0.4
USG%22.8%
TS%54.8%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

類似選手

関連選手

  • URLをコピーしました!
目次