(2025/7/11 更新)
フランツ・ワグナーは1999年8月27日生まれの、ドイツ・ベルリン出身のフォワード。
ドイツの名門クラブ・アルバ・ベルリンでプロデビュー。2019年に渡米し、兄モリッツ・ワグナーが在籍していたミシガン大学へ進学。ミシガン大学では2年間プレーし、2年目にはチームのエースとしてBig Tenのファーストチームに選出され注目を集めた。2021年NBAドラフトでオーランド・マジックから8位指名を受け、1年目から安定したスコアリングとディフェンスで活躍し、オールルーキー1stチームにも選出された。2023年のFIBAワールドカップではドイツ代表の中心選手として優勝に貢献し、国際舞台でもその評価を高めた。
Profile(プロフィール)

氏名 | Franz Wagner (フランツ・ワグナー) |
生年月日 | 1999年8月27日 |
出身地 | ドイツ ベルリン |
身長 / 体重 | 208cm / 100kg |
出身校 | ミシガン大学 |
ポジション | SF |
ドラフト | 2021年ドラフト8位 |
引退 | – |
所属チーム | 2021 – :ORL(マジック) |
主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(2022) |
Play Style(プレースタイル)
ハンドリング技術と柔軟性を持つチームの基盤を整えるウィング
身長206cmという標準的なスモールフォワードのサイズながら、ガードのようなスムーズなボールハンドリングとバスケットボールIQを併せ持ったオールラウンドプレイヤー。
ポジショニングの良さと巧みなカットで得点機会を生み出し、ピック&ロールからの判断にも長ける。ドライブからのフィニッシュ力とフローターも高水準を維持している。2023-24シーズンには平均約19.7点を記録するなど、高いスコアリング能力でチームの得点源となるオフェンス力を持っており、オフボールでのスペーシングでも効果的に機能する。
ディフェンスではフットワークとバスケットボールIQの高さを活かして1〜3番を守れる柔軟性があり、サイズを活かしたフィジカルなディフェンスにも対応することができる。派手さはないが、勝利に貢献するプレーを地道に遂行できるタイプであり、チームの潤滑油として機能している。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 4
- 多彩なスコアリング能力
- ドライブ、ミドルレンジ、3Pシュートまで多彩なオフェンスパターンを持ち、効率的な得点が可能。
- 高いバスケットIQとポジショニングセンス
- オフボールでのスペーシングやタイミングが良くセカンダリープレイメーカーとして機能する。
- 複数ポジションを守れるディフェンス力
- 機動力と柔軟性があり、スイッチディフェンスやフィジカル勝負にも対応できる。
- 1on1でのスコアリング能力
- アイソレーションでの得点力は平均的であり、個で打開する突出性は低い。
- フィジカルの強化
- 一定のフィジカルはあるが、コンタクトプレーでのフィニッシュ時にバランスを崩す場面がある。
- 3Pシュートの安定
- シーズン毎に3P成功率に波があり、オフボールシューターとしての信頼性は限定的。
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Stats(スタッツ)
PER | 16.9 |
BPM | 0.8 |
OBPM | 0.8 |
DBPM | 0.0 |
USG% | 25.1% |
TS% | 57.1% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
