(2025/7/23 更新)
グレン・ロビンソンは1973年1月10日、インディアナ州ゲイリー生まれのスモールフォワード。
パデュー大学在学中の1994年に平均30.3得点・11.2リバウンドを記録してネイスミス賞など複数の大学最優秀選手賞を獲得し、1994年ドラフトでミルウォーキー・バックスから1位指名を受けた。このドラフトにおいて1億ドルの巨額契約を要求したことが問題視され、NBAが新人選手の契約に上限を設けるキッカケとなった。
バックス在籍時にはレイ・アレン、サム・キャセールと共にBIG3を結成し、2001年のカンファレンス・ファイナル進出に貢献。キャリア後半にはアトランタ・ホークス、フィラデルフィア・76ers、サンアントニオ・スパーズでもプレーし、2005年にはスパーズでNBAチャンピオンを経験した。息子のグレン・ロビンソン3世もNBA選手である。
Profile(プロフィール)

氏名 | Glenn Robinson (グレン・ロビンソン) |
生年月日 | 1973年1月10日 |
出身地 | アメリカ合衆国 インディアナ州ゲイリー |
身長 / 体重 | 201cm / 103kg |
出身校 | パデュー大学 |
ポジション | SF |
ドラフト | 1994年ドラフト1位 |
引退 | 2005年 |
所属チーム | 1994 – 2002:MIL(バックス) 2002 – 2003:ATL(ホークス) 2003 – 2004:PHI(シクサーズ) 2004 – 2005:CHA(ホーネッツ) 2005 :SAS(スパーズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2005) オールルーキー 1st チーム(1995) オールスター出場(2000, 2001) |
Play Style(プレースタイル)
ポストアップから多彩なオフェンスを組み立てるミドルレンジスコアラー
1990年代後半から2000年代初頭にかけて活躍したパワーとスキルを兼ね備えたスコアリング型フォワード。
身長201cm・体重103kgとバランスの取れた体格で、ミドルレンジジャンパーとポストプレーに優れており、ドリブルからの1on1にも対応可能できる。特にポストアップしてからのスコアリングバリエーションが豊富で、ターンアラウンドジャンパーやフェイダウェイなど多彩なオプションを持っている。3Pシュートもある程度こなせるが、ハーフコートでのフィニッシャーとしての役割が主軸だった。
ディフェンス面ではフィジカルを活かして1on1での強さを見せるものの、スピードとポジショニングに欠ける面がある。リバウンドにも積極的に関わり、キャリア通算で平均6.1リバウンドを記録している。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 2
- ミドルレンジシュートの精度
- ポストアップからのフェイダウェイやジャンプシュートが得意で、高い得点効率を誇る。
- スコアリングの安定性
- オフェンスの引き出しが豊富で、キャリア平均20.7得点と継続的にスコアリングすることができる。
- フィジカルとスキルの融合
- フィジカルを活かしたポストプレーと、アウトサイドシュートを組み合わせることができる。
- ディフェンスの機動力
- スピードに欠け、ピック&ロールやスイッチへの対応が後手になる場面が散見される。
- 視野の狭さ
- スコアリングに特化しており、プレーメイクを意識したプレーは多くない。
- リーダーシップ
- プレーヤーとしてエース級のスコアラーだが、チームを牽引するカリスマ性や指導力は高くない。
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Stats(スタッツ)
PER | 17.8 |
BPM | 0.1 |
OBPM | 1.3 |
DBPM | -1.2 |
USG% | 28.1% |
TS% | 52.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
